図書館に予約本を取りに行く。
片手では持ちきれない量@@・・・
さーてと、どれからやっつけるか~と
リストをながめていると、真ん中あたりに
な!なんと109人待ちという人気者がおりますぞ。
まずはコレから読まねばと手に取ったのが
こちら、作家デビュー30周年80作目という
記念すべき作品らしいですが、
ちなみに109人目の方って、読めるのは来年?
再来年?(笑)
タイトルのラプラスですが、
数学者ピエール・シモン・ラプラスの仮説
「もし、この世に存在するすべての原子の現在位置と運動量
を把握する知性が存在するならば、その存在は
物理学を用いることで、これらの原子の時間的変化を
計算できるだろうから、未来の状態がどうなるかを
完全に予知できる・・・」
この存在をラプラスの悪魔と呼ぶらしいです。
なにせ文系のワタクシ
こんなん聞いたこともないですが、理系の方だったら
ああ~あれね!って説らしいですよ。
空想科学ミステリーだそうで、ちょいと好みの
分かれる所ですが
個人的には記念すべき80作目は
「白夜行」みたいなのが読みたかったかなああああ。
以下ネタバレなので、読んでる方、読もうと思ってる方は
スルーでお願いします。
いつもいつものパターンで申し訳ないですが・・・
特異な能力を使った殺人なので
仔細を公にできず、
事件にかかわった学者や刑事も
だんまりを余儀なくされます。
当のケントくんも行方不明だし。
硫化水素で自殺にみせかけたやり方も
詳しい経緯はわからずじまい。
こういう幕引きがすこし消化不良ですかね。
ラストで、ボディガード役の武井がまどかちゃんに
「この世界の未来は?」
という素朴な疑問をぶつけますが、
「知らないほうがいいよ」
と、かわされます。
うーん・・・実際問題として、
公表すれば大混乱必至な何か
われわれ一般人が知らない何かが
深く静かに行われている可能性だって大いに
ありそうなんですが、
ここはひとつ
「知らぬが仏」ってところでしょうかね^^
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