人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人など、
わかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えるようにできています。
この快楽にはまってしまうと、簡単には抜け出せなくなり、
罰する対象を常に探し求め、決して人を許せないようになってしまいます。
著者は、この状態を正義に溺れてしまった中毒状態、「正義中毒」と呼んでいます。
これは、脳に備わっている仕組みであるため、誰しもが陥ってしまう可能性があるのです。
他人の過ちを糾弾し、ひとときの快楽を得られたとしても、日々誰かの言動にイライラし、
必要以上の怒りや憎しみを感じながら生きるのは、苦しいことです。
本書では、「人を許せない」という感情がどのように生まれるのか、
その発露の仕組みを脳科学の観点から解き明かしていきます。
以上、内容紹介はアマゾンよりお借りしました。
「もう~許されへんなあ!」 「信じられへんわ!」
これはうちのダンナの口癖。
正義中毒予備軍の先頭にいるのは間違いないですわ(笑)
なので、彼の頭の中、脳内を理解するために読んでみようと手にとった本ですが
TVなので話されている内容がほとんどなのでちょっとがっかりでしたが、
「メタ認知」がだいたい30歳くらいまでに決まってしまうというお話には驚きました。
自分の認知を客観的に俯瞰的にみれる力ですが、息子はもう無理っぽいってことか・・。
他に脳を老けさえないためのいろいろは早速やってみようと思ってます。
いつもと違う道を通ってみる。
レストランではいつもと違うメニューをオーダーする。
いつも読まないジャンルの本に挑戦してみる。
等々。
要は、脳に刺激を与えることが大事なのかもしれませんね。
私自身でいえば、自分にも甘いぶん他人にも甘いのですが、
唯一許せないのが「幼児虐待」系の事件。
これだけは、言い訳無用の一刀両断・・成敗の末、市中引き回しの刑で^^
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