こんばんは、ゆきのぶです。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
Yahoo!ニュースなどにも載っていた記事ですが、はらメディカルクリニックさんが提供精子による体外受精を開始されるそうです。
今まで体外受精を行なっていなかったというのを知らなかったので、そこに驚いたのですが、この記事を読んだだけでは「これではドナーは増えないだろうな」と思いました。
けれども気になって、はらメディカルクリニックさんのHPを見てみたところ、「お知らせ」のところに「精子提供者の一般公募開始」というのが載っていて、これがなかなか素晴らしかったです。
今までは年齢の範囲がかなり狭かったり、そもそも医学部在学中でなければならないというかなり限られた対象であったドナーの条件がかなり広くなりました。
新たな条件は、
・年齢は満20歳以上、満40歳未満
・専門学校生、大学生、あるいはこれを卒業した者
となっています。
さらに詳しい条件は下記URLをご覧いただければと思います。
https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoxNDc4ODZ9&detailFlg=0&pNo=1
上記URLの資料をざっと拝見して、私が一番注目したのは「精子提供者が行う匿名・非匿名の選択」という部分です。
精子提供によって生まれた子どもさんたちの、いわゆる「出自を知る権利」に関わってくる部分です。
Yahoo!ニュースの記事では詳しく載っていなかったのですが、ドナーは提供の際に、
①匿名
②非匿名
のいずれかを選択できるそうです。
さらに非匿名であっても、
①'少なくとも1回は、メール・電話・手紙・直接会う、のいずれか１つ以上を行うことを約束
②'氏名や生年月日などの個人情報について開示するかどうかは、①'以降に提供者と子どもの相互合意で決めましょう。
となっているそうです。
この二段階にすることで、「名前を明かすのには抵抗があるけれど提供には興味がある」というドナー希望者がドナーになりやすくなるのではないかと思います。
さらにお互いが合意すればその先にも進めるという意味で、可能性が広がっていくと思います。
連絡の際には、はらメディカルさんが仲介、直接会う場合にもスタッフさんが立ち会うという万全の体制です。
この辺り、本当に素晴らしい取り組みだと思います。
もちろん実際の運用に際して多数の問題点も出てくるとは思いますが、ブラッシュアップしながらより良い独自ルールが作られて行くのだと思います。
これらの資料の何が素晴らしいかというと、
①提供を希望する女性（と旦那様）、
②提供によって生まれる子どもさん、
③提供ドナー、
この三者全ての幸福に配慮しているという点です。
今までの日本産婦人科学会などの方針は、倫理観や法整備の不備などに縛られ、当事者の幸福をどのように担保するかという視点がごっそりと抜け落ちていたように思います。
そこを、はらメディカルさんが先陣を切って、整備していこうとしている、強い意志と熱意を感じました。
こういった姿勢が、少しずつ学会や法整備の推進の後押しになるのではないか、いえ、後押しになって欲しいと切に願います。
そうなれば、私たちのような個人のドナーは不要となり、提供を希望する方たちが安心して提供を受けられる社会環境が整うと考えています。
しかし、あえて難点をつけるとすれば、
①事実婚カップル
②レズビアンカップル
③選択的シングルマザー
を対象から外している部分です。
東京都では「同性パートナーシップ制度」を導入する方針となっています。
時間はかかると思いますが、いつか同性婚が可能となった時に②レズビアンカップルも対象になるのではないかと思いますが、それが一体いつになるのかは、一人一人の行動にかかっているように思います。
あとは、はらメディカルさんで提供を受けた方が二人目や三人目の妊活を希望された際に、同じドナーを選択できるような制度もできればとは思いますが、流石にそれは望みすぎなのでしょうか。
はらメディカルクリニックさんでは1/30までパブリックコメントを募集されているようなので、関心のある方は是非ご意見をぶつけてみてはいかがでしょうか。↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSexmhYZoC0ZsrNuoYdfZtWYh-6-1oSvenssmMSjclM8yBYNkQ/viewform
こういった取り組みが、水の波紋のように少しずつ広がって、社会をちょっとずつ変えて行き、より暮らしやすい世の中になれば良いですね。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
旦那様の不妊症（無精子症など）で悩んでいらっしゃるご夫婦、LGBTQAのカップルさんなどへ、
シリンジ法、病院持ち込みにて精子を提供させて頂きます。
（タイミング法による直接提供は行っていません）
まずはお気軽にご相談下さい。
匿名で質問をしたい場合はブログにコメント投稿でも受け付けています。
連絡先
yukinobu1100@yahoo.co.jp
Twitter ゆきのぶ AB型の精子提供活動
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
Yahoo!ニュースなどにも載っていた記事ですが、はらメディカルクリニックさんが提供精子による体外受精を開始されるそうです。
今まで体外受精を行なっていなかったというのを知らなかったので、そこに驚いたのですが、この記事を読んだだけでは「これではドナーは増えないだろうな」と思いました。
けれども気になって、はらメディカルクリニックさんのHPを見てみたところ、「お知らせ」のところに「精子提供者の一般公募開始」というのが載っていて、これがなかなか素晴らしかったです。
今までは年齢の範囲がかなり狭かったり、そもそも医学部在学中でなければならないというかなり限られた対象であったドナーの条件がかなり広くなりました。
新たな条件は、
・年齢は満20歳以上、満40歳未満
・専門学校生、大学生、あるいはこれを卒業した者
となっています。
さらに詳しい条件は下記URLをご覧いただければと思います。
https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjoxNDc4ODZ9&detailFlg=0&pNo=1
上記URLの資料をざっと拝見して、私が一番注目したのは「精子提供者が行う匿名・非匿名の選択」という部分です。
精子提供によって生まれた子どもさんたちの、いわゆる「出自を知る権利」に関わってくる部分です。
Yahoo!ニュースの記事では詳しく載っていなかったのですが、ドナーは提供の際に、
①匿名
②非匿名
のいずれかを選択できるそうです。
さらに非匿名であっても、
①'少なくとも1回は、メール・電話・手紙・直接会う、のいずれか１つ以上を行うことを約束
②'氏名や生年月日などの個人情報について開示するかどうかは、①'以降に提供者と子どもの相互合意で決めましょう。
となっているそうです。
この二段階にすることで、「名前を明かすのには抵抗があるけれど提供には興味がある」というドナー希望者がドナーになりやすくなるのではないかと思います。
さらにお互いが合意すればその先にも進めるという意味で、可能性が広がっていくと思います。
連絡の際には、はらメディカルさんが仲介、直接会う場合にもスタッフさんが立ち会うという万全の体制です。
この辺り、本当に素晴らしい取り組みだと思います。
もちろん実際の運用に際して多数の問題点も出てくるとは思いますが、ブラッシュアップしながらより良い独自ルールが作られて行くのだと思います。
これらの資料の何が素晴らしいかというと、
①提供を希望する女性（と旦那様）、
②提供によって生まれる子どもさん、
③提供ドナー、
この三者全ての幸福に配慮しているという点です。
今までの日本産婦人科学会などの方針は、倫理観や法整備の不備などに縛られ、当事者の幸福をどのように担保するかという視点がごっそりと抜け落ちていたように思います。
そこを、はらメディカルさんが先陣を切って、整備していこうとしている、強い意志と熱意を感じました。
こういった姿勢が、少しずつ学会や法整備の推進の後押しになるのではないか、いえ、後押しになって欲しいと切に願います。
そうなれば、私たちのような個人のドナーは不要となり、提供を希望する方たちが安心して提供を受けられる社会環境が整うと考えています。
しかし、あえて難点をつけるとすれば、
①事実婚カップル
②レズビアンカップル
③選択的シングルマザー
を対象から外している部分です。
東京都では「同性パートナーシップ制度」を導入する方針となっています。
時間はかかると思いますが、いつか同性婚が可能となった時に②レズビアンカップルも対象になるのではないかと思いますが、それが一体いつになるのかは、一人一人の行動にかかっているように思います。
あとは、はらメディカルさんで提供を受けた方が二人目や三人目の妊活を希望された際に、同じドナーを選択できるような制度もできればとは思いますが、流石にそれは望みすぎなのでしょうか。
はらメディカルクリニックさんでは1/30までパブリックコメントを募集されているようなので、関心のある方は是非ご意見をぶつけてみてはいかがでしょうか。↓
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSexmhYZoC0ZsrNuoYdfZtWYh-6-1oSvenssmMSjclM8yBYNkQ/viewform
こういった取り組みが、水の波紋のように少しずつ広がって、社会をちょっとずつ変えて行き、より暮らしやすい世の中になれば良いですね。
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旦那様の不妊症（無精子症など）で悩んでいらっしゃるご夫婦、LGBTQAのカップルさんなどへ、
シリンジ法、病院持ち込みにて精子を提供させて頂きます。
（タイミング法による直接提供は行っていません）
まずはお気軽にご相談下さい。
匿名で質問をしたい場合はブログにコメント投稿でも受け付けています。
連絡先
yukinobu1100@yahoo.co.jp
Twitter ゆきのぶ AB型の精子提供活動