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安倍首相が昨年末に参拝した靖国神社とその敷地内にある遊就館に行きました。主に遊就館の展示内容や状況を見に行くためです。前回行ったのは覚えていないのですが、議員になる前に、元教員の方と一緒に行き、靖国神社の過去と現在に至る歴史を学習したのがきっかけでした。その後、何度か行っています。
靖国神社は国民を戦争に動員するための役割を果たし、戦争を推進・指導したA級戦犯(1978年~)を祀っています。日本が起こした過去の侵略戦争は、「自存自衛の正義のたたかい」と正当化し、「天皇のために戦死」をした人々を「英霊」として祀るなど侵略戦争を美化するための施設です。
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批判するだけではなく、実際にどのような展示がされているのか、見学者の世代・階層はどうなっているのか、この目で見なければなりません。午後3時ごろではありましたが、高校生・大学生から40代~50代の社会人、外国人など比較的若い世代が見学していました。零戦の前でピースサインをしている女性もいましたが、終戦間際にどういうことが起こったのか、知らないのではと感じました。戦争に正義はありません。侵略戦争を美化することは許されません。
美浜区の後援会や党支部、青年と一緒に、歴史学者のガイドで見学する企画をしたいと考えています。