佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

学校エレベーター設置の入札不調とならない改善を!など議案質疑を行いました




 今日午後1時から千葉市議会・本会議で市長提案の議案に対して質疑を行ないました。今回の議案で、前進面は、子どもの医療費助成を18歳まで拡充と通院について小学4年生以上の窓口負担500円から300円に引き下げる提案(来年8月〜)がされているものです。
 美浜区に関連するものもありますので、それを中心に議案質疑の内容をお伝えしたいと思います。
 学校のエレベーター設置工事の入札不調の件数は、令和2年度6件、3年度2件、4年度5件で、令和2年度から4年までエレベーター設置を予定していた22校のうち21校が設置済みになっています。入札不調の原因は建設業界全体の技術者不足、民間工事を含めたエレベーターの新設や更新の需要の高まりでメーカーの生産が追い付かないことが考えられるとのことです。子どもの通う小学校でも入札不調になったと校長から伺っていました。
 学校のエレベーター設置は、障害のある児童の入学予定から設置を行うとしていて、入札不調により、工事が先延ばしになり、階段昇降機を使用したり介助員や教職員などが補助して階段を上っているケースがあります。このような状況が続けば学校や保護者の負担となることから、入札不調とならないための改善に対する見解を求めました。市は「引き続き入札制度の改善に努める」としています。

 海浜幕張駅の蘇我方の改札口新設に伴い、付近にバス停留所などの整備工事が実施されます。市は「幕張ベイタウンなど海岸方面から駅へ進入するバス路線や、駅から新病院へ向かう路線などの利用を想定している」としています。現在の海浜幕張駅北口は、空港リムジンバスの降車場所がロータリーの外であることやラッシュ時の混雑緩和が望まれており、北口ロータリーの今後の方向性との関連について見解を求めました。市は、「新改札口付近に新設するバス停留所の整備は、北口駅前広場を発着するバスの混雑緩和につながるものと考えます。北口の運用については、令和7年春の新改札の供用開始に向けて、各路線バス事業者による検討の進捗にあわせて、道路管理者やタクシー事業者など関係者間で協議・検討していく」とのことです。

 新病院の整備費は今年度当初予算時には約238億円から、今回の補正予算で313億5千万円と大幅に増額することになり、開院時期も令和8年秋頃にずれ込むことになります。増額の内訳が税抜で、建築工事費が20億8,400万円増(16.8%増)、電気・機械設備などの設備工事が58億9,200万円増(100.2%増)となっています。コスト削減や設計の見直しなどは新病院の機能削減につながらないかただしました。市は「建物の外装・内装の仕上げ材および外構仕上げ材等の見直し、空調機械設備の台数の変更、植栽樹種の変更等の設計見直しによるコスト削減であり、新病院の診療機能には影響はありません」と答えました。
 新病院の実施設計の公表については、「本議案が可決され、工事請負契約締結後、速やかに公表する予定」とのことです。

 今日の議案質疑などを踏まえて、明日は各常任委員会で議案が審査されます。





 夕方は、補正予算に組まれてある千葉公園の園路で台風の影響による大雨で冠水した場所の工事予定箇所の現地調査をしました。

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