今日午後1時から、高洲コミュニティセンターで「新湾岸(第二湾岸)道路に関する学習会」を開催しました。ほぼ会場いっぱいの36名の参加がありました。
船橋市の丸山慎一県議から、報告メモをお配りし、新湾岸道路の概要と千葉県湾岸地区道路検討会で確認された基本方針、新湾岸道路の目的(県議会での知事の発言など)、問題点(生活環境の悪化・自然環境への影響・費用負担)、新湾岸道路の位置づけ、県による取り組みの加速化などの項目で報告がありました。
第二湾岸道路計画は「凍結」状態ではありますが、新湾岸道路は、高谷ジャンクションから蘇我と市原インターチェンジを結ぶ区間であり、高谷ジャンクションから西側を結べば第二湾岸道路となります。道路検討会の基本方針には「県の確保済み用地を有効に活用すること」と記載されており、それが現在の海浜大通り(千葉市)にあたります。
報告後に、会場のみなさんとの質疑応答では、「成田空港へ燃料を送るパイプラインとの関係はどうなるのか」「事業費はどうなるのか」「市は丁寧な説明というが何をもって丁寧な説明となるのか」「環境アセスメントの手続きはどうなるのか」「千葉市は海辺を重視していて市民も利用する。道路によって分断されるのでは」「住民には知らされていない」「最新の情報がほしい」などの質問や意見が出されました。
私からも市議会などでの質問や答弁、同道路に関する発言について配布し、お伝えしました。事業費も明らかになっていない中で、膨れ上がるのはこの間の道路整備を見ても明らかです。
参加された方との情報の共有ができて、まずは良かったと思います。こうしたことは現段階でも県や市は説明をするべきではないでしょうか。6月議会ではこの問題について質問を予定しています。
感想も書いていただき、「ぜひ引き続き学習会を開いてほしい」「知らないことばかり」「歴史的経過が良く分かった」「今後どんな活動ができるのか考えたい」などの感想が寄せられ、学習会は「大変良かった」がほとんどでした。ご参加いただき、ありがとうございました。
下のリンクは千葉県のホームページ「新湾岸道路」で、この間の取り組みなどが掲載されていますので、ご覧いただければと思います。
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