先日の東洋バスグループ・シーサイドバスへの訪問に続き、昨日、新病院へのアクセスや公共交通に関わるバスの役割、2024年問題で、海浜幕張駅前のテクノガーデンに本社を置くビィートランセホールディングス株式会社を訪問しました。平和交通、あすか交通、西岬交通を統括管理する企業です。平和交通が西小中台周辺や海浜幕張駅周辺を運行しています。
新病院への路線については平和交通の管轄内で1路線検討しているようです。どのバス事業者にも共通していますが、新型コロナ前の乗客数には戻っておらず、減便も余儀なくされているとのことです。バス事業者によるシルバーパス発行はあるものの、高齢者人口の増加により、バス事業者の努力だけではバスの乗客確保、収益を上げるのは大変な状況です。さらに、各地に広がっているレンタサイクルは若い世代が利用するため、利用人数などの把握はされていませんが、影響は出ていることは確かなようです。
民間病院が患者さんの移送にバスを出していて、千葉市が補助する形で新病院と拠点を結ぶ循環バスの委託についてお聞きしたところ、それであれば考えられるというお話でした。公的な支援があれば、事業者は実施したい意向はあるようです。