鶴岡市長から議案の提案理由説明があり、続けて党市議団の小関としゆき議員が条例提案理由の説明で登壇しました。条例提案は、先日お伝えした通り、「千葉都市モノレール事業のあり方検討委員会設置条例」です。モノレール事業は、1981年に千葉県と千葉市が共同で推進し、現在15.2キロで運行され、公共交通として大きな役割をになっています。しかし赤字続きで、2006年度末までに累積損失が、約296億円にまで達し、出資金の減資や貸付金債権等の放棄によって解消してきた経緯がありました。県は事業運営から撤退し、この事業の資本金1億円のうち市が91.4%を出資となっています。黒字にはなったものの、今後の運営には、多額の市の負担が発生することも考えられます。モノレールの役割、経営、延伸問題、運賃、ICカード導入などの課題がたくさんあることから、今後のモノレール事業のあり方を検討する委員会を設置して、市民、有識者の声を十分に取り入れ、運営や事業の方向性を検討しようとするものです。
提案の説明後、本会議は終了し、議案研究に入りました。
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