今日午後2時ごろから一般質問を行ないました。質問については順次報告していきたいと思います。今回は学校体育館のエアコン整備とエアコンが未設置となっている小学校給食室への早期設置について報告します。
今年は9月になっても暑い日が続き、気温30℃を超える真夏日が続く猛暑の中で、子どもたちの体調管理とともWBGT測定器による暑さ指数を確認しながら、校庭や体育館での活動を進めていたと、学校長から伺っていました。千葉市における体育館の断熱改修の必要性はあるのか、改修しなくても空調設備設置によって効果が得られるのかただしました。
教育委員会は「他自治体では改修工事を行わない事例もあることから、断熱改修の有無やその効果については(小中学校体育館空調設備設置に向けた基礎)調査結果を踏まえ詳細な検証を行なっているところ」と答えました。
さらに、いつまでに検証を完了し整備計画づくりに進むのか求めたところ、市は「課題を整理し、できる限り速やかに検証作業を進め、今後の整備方針の検討を進めていく」と答えました。
国の学校施設環境改善交付金のうち、大規模改造空調冷暖房設備整備事業の項目があり、学校体育館へ新たにエアコン整備を行う場合の国庫補助の算定割合は2分の1で、現時点でこの事業は令和7年度となっています。体育館は避難所であることや、児童・生徒の学習環境を整備することは重要で、早急に取り組むよう強く求めました。
給食調理室へのエアコン設置については令和7年度まで完了する予定になっています。エアコンのない給食室の課題について、ニュース番組でも千葉市の状況が取り上げられました。学校関係者に伺ったところ、熱中症など体調不良を理由にして、給食調理員がやむなく離職してしまったケースがあります。学校の周辺環境により調理室の窓を開けられない学校もあり、スポットクーラーのさらなる配備などの対応を求めました。市は「給食室にエアコンのない市立学校についてはスポットクーラーの活用に加えて、ポケットに保冷剤を入れて体を冷やすことができるベストを貸与している」と答えました。
私から「このような状況を解消しなければならず、令和7年度に設置を予定している16校の改善がされないことから、さらなる前倒しを」と求め、市は「令和7年度に設置を予定している学校については、6年度に実施設計を予定。国庫補助の交付決定のスケジュール等を踏まえ、早期に工事発注が行えるよう努める」と答えました。
暑い中での調理を行うことは改善しなければならないこと、かばさわ洋平市議が求めてきた中学校の配膳室についてもエアコン設置をするようあわせて求めました。写真は、エアコンが設置されていない小学校の給食室。奥にはスポットクーラーが置いてありました。
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