私の一般質問の最後に取り上げたのは雇用対策です。この間取り上げてきた若者の雇用対策が中心です。「若年層の雇用・労働対策について、その位置づけを高めるべき」と見解を求めました。当局も、「千葉市も若者の雇用は継続的な支援が重要との認識」を示し、「現在策定している『雇用創出マスタープラン』で重点的に取り組む施策として位置づけている」と答えました。
また、私は、ふるさとハローワークを若い世代の労働相談のよりどころにすべきと考え、現在のふるさとハローワークでは仕事探しやセミナーが中心ではありますが、「若者が相談できる場所をハローワークと同じ場所におき、連携を強めてはどうか」と求めました。「同じ世代の若者同士が情報交換などを行うための居場所づくりは有効な支援」とし、「連携については今後検討する」とのことです。
私は、いつも若者の雇用を取り上げる際に、若者の実態を示してきました。今回は、正規雇用で働く若者の実態を示しました。ここでは書きませんが、質問でも取り上げた20代の若者を取材をし、その若者から来たメールを以下載せたいと思います。
『今も思っていることなのですが…、もっとひどい働き方をしている方々というのはかなり多くいると思っています。例としては、深夜の求人を見てみたのですが、深夜賃金1,000円となってるのが多くありました。基本時給は800円ということですよね。いくら最低賃金でなくともひどいと思いました。アルバイトで生計を立てるのが悪い、経営が厳しく、その他あるのかもしれませんが、「働いてもらっている」「働かせてもらっている」のように「〇〇してもらっている」という、この考え方を忘れては、助け合うというのは難しいと思っています。これからの社会は、働きやすい社会、生きやすい社会になってほしいと思ってます。』(20代男性Aさん)
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