今日、一般質問最終日で、日本共産党千葉市議団から私が登壇し、稲毛海浜公園リニューアル事業、防災・減災、平和行政について取り上げました。3項目の質問を行いましたので、順次報告していきたいと思います。
稲毛海浜公園リニューアル事業については、リニューアルオープンが遅れている花の美術館に関する質問を行いました。千葉市ではPark-PFIの先駆けとなる管理許可制度を活用した民間との連携による公園のリニューアル事業に取り組んでいます。同事業の千葉市負担の総額は27億2,200万円となります。
私から、「花の美術館は当初のリニューアルオープン予定が大幅に遅れている状況にある中で、日本共産党千葉市議団が取り組んだ市民要望アンケートにも少なくない方から『いつになったらオープンするのか』『早くしてほしい』などの要望が寄せられています。なぜここまでリニューアルオープンが遅れているのか。オープンできない理由をなぜ事業者は誠実に市民に伝えないのか。管理許可を出している千葉市としてのこの問題にどう向き合おうとしているのか」とただしました。
都市局長は「花の美術館は民間事業者の資金により管理運営する施設への移行に取り組んでいるもので、より魅力のある施設となるよう事業の採算性も含め、民間事業者が慎重な検討を重ねていることから、オープンに時間を要している。本市としても、少しでも早い供用に向け、これまで以上に民間事業者と綿密な協議・調整を行うとともに、計画がまとまり次第、市民のみなさまにお知らせできるよう働きかけていく」と答えました。
上記の写真は9月30日に撮影した花の美術館正門前、花時計側入口やバーベキュー場近くの入口に貼られたお知らせでありますが、「2024年夏頃OPEN予定」となったままです。「サンセットビーチ」のホームページも昨年11月に更新されて以降、まったく更新されていません。私から「事業者に改善させるよう市として指導して下さい。こういうところから事業者への不信が広がるわけです。都市局長答えてください」と答弁を求めました。
都市局長は「指導していく」と答えましたが、このままこの事業者に任せてよいものかどうか問われます。
今年度中に、この事業における中間評価が行われます。利用者満足度だけでなく、周辺住民の意見などを聞くべきと指摘しました。