佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

戦跡であった旧陸軍気球聯隊第二格納庫の解体




 私は議員の時に、戦争体験をされた千葉通子元市議から、「千葉は軍都で、七夕空襲など二度の大きな空襲被害に遭い、多くの市民が亡くなった。悲惨な戦争、空襲を語り継がなければならない」と話がありました。私が千葉空襲を議会で取り上げるきっかけとなった言葉でした。
 民間企業の川光倉庫さんが使用していた倉庫は、戦前の旧陸軍の気球聯隊の気球格納庫(稲毛区作草部)で、市内で現存する戦争遺跡としては最大の建築物でした。
 終戦間際の昭和19年から20年にアメリカ本土の爆撃を狙った「風船爆弾」の中核を担っていたのが気球連隊でした。
 いま戦争を知らない世代が多数を占めています。悲惨な戦争を繰り返さないためにも、こうした戦争遺跡を残し、後世に伝えていくことではないでしょうか。
 原水爆禁止世界大会に向けた国民平和大行進(今年はスタンディングでした)のコースからも見えた倉庫です。こうした戦争遺跡がなくなるのは残念です。

 写真は、11月12日現在の解体中の倉庫(格納庫)。倉庫の壁を支える「ダイヤモンドトラス」構造も見えます。

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