要望の主なものの1つは、資格証明書の発行の問題です。資格証明書は、特別な事情もなく1年以上滞納すると、正規の保険証が取り上げられ(返還)、かわりに交付される証明書です。窓口で10割負担となります。
千葉市では、滞納世帯に対する資格証明書の発行割合が、他の政令市に比べても多いことが、この間の議会でも取り上げられてきました。国において「資格証明書が発行されている世帯で、中学生までの子どもへの短期保険証の交付」「医療を必要とする方への配慮」など、通達が出されて改善はされてきました。
千葉市では、『特別の事情』の申出書を送付し、また、職員による訪問、納付相談などをした結果、昨年同月と比べて資格証明書発行世帯が半減。しかしながら、5,473世帯に発行されています。さらなる実態把握が必要ですが、広島市の取り組みに学び、面談できなければ資格証明書は発行せず、世帯主や被保険者の生活状況などを踏まえた上で、悪質であるのか、そうでないのか判断する必要があります。
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