市民局の補正予算では、中央区役所・美術館の電気設備と畑コミュニティセンターのエレベーターの改修、文化交流プラザ駐車場改修、消費者行政活性化基金活用事業が提案されました。前段の2つの改修事業については、設置から19年、34年と経っており、その老朽化対策のために行なわれるものですが、市民が利用する施設であることから、予算要求をしっかりと行なうべきではなかったのかと指摘しました。
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消費者行政については、市消費生活センターの機能強化のために区役所での出張相談と毎週土曜日の相談開始、月1回の商業施設での相談業務を行なうということで、こうした消費者行政の機能強化は以前から党市議団が求めてきたものです。休日明けの月曜日に相談が集中することからセンターにつながりやすい時間帯をお知らせする工夫してはどうかと提案しました。
環境局の議案では、大気常時監視自動計測器の製造業者4社による談合に対し、損害賠償請求訴訟を提起して、裁判所から和解の提案を受けて協議し、和解金の支払いなどを盛り込む和解案が提示されたものです。談合当時の機器の価格と現在との比較では機種によって違いはあるものの50%。同様の訴訟が49自治体の中で係争中であったり、和解であったり、これからであるというとのことでした。和解金の支払いがしっかりと履行されるのかや、製造会社が限られている入札については、談合が起こらないよう市側の体制の改善を求めました。