市長選が終わり、今度は６月後半から行なわれる議会の準備です。今日はその議会で条例提案のためのレクチャーを行いました。
千葉市の市営住宅条例の一部を改正するための条例で、入居資格対象者に児童養護施設退所者（または予定者）と、自立援助ホーム退所者を加える条例改正です。児童養護施設等は18歳で退所（最長20歳まで）となっていますが、ほとんどが就職することが多く、やはり住まいの確保が必要となってきます。
親の愛情に恵まれず、親との別れや虐待などで様々な困難を抱える子どもたちが増えている中で、行政として支援していくことが必要です。
東京都足立区では、今年度から区内の児童養護施設等の退所者を対象に、区営住宅への優先入居が可能となる制度を構築し、「子どもの貧困対策の一環」として実施することになっています。「都営住宅・区営住宅入居者募集のしおり」の中にも、定期使用住宅の入居資格の中に、記載されています。
