佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

今朝は検見川浜駅で宣伝、千葉市議会の12月議会開会


 今朝は検見川浜駅で宣伝を行ないました。12月1日付けの「しんぶん赤旗」日曜版を持ちながら、「桜を見る会」問題を中心にして、公立病院の存続・充実、「武器見本市」開催問題、地域要望の実現の取り組みなどを話しました。途中、雨が降ってきましたが、少し用意した日曜版の見本紙を何部かお渡しし、購読を訴えました。
 その後は、子どもの通う学校の保護者会に出席し、芸術鑑賞会に参加しました。保護者会では、高洲一中と二中の統合準備会が統合に向けて協議に入ったことなどを報告しました。


 今日から千葉市議会の第4回定例会(12月議会)が開会されました。市長から専決処分や補正予算、議案などの説明の後に、日本共産党千葉市議団を代表して、ふくなが洋市議が条例の提案理由の説明を行ないました。

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 発議第15号 千葉市成年後見制度の利用を促進するための条例の提案理由の説明を行います。
成年後見制度は、認知症高齢者や障害者など判断能力の不十分な人のために財産管理や契約を代わって行う成年後見人等を選任する制度であり、平成11年の民法の一部改正により、従来の禁治産制度が見直され、平成12年から開始した制度です。また、平成28年には「成年後見制度の利用の促進に関する法律」が施行され、これまでの取り組みに加え、ノーマライゼーション、自己決定権の尊重、身上の保護の重視に向けた制度理念の尊重を図ることとされました。
 埼玉県志木市や群馬県渋川市などでは、市の責任として、成年後見人制度の利用促進に関わる基本計画を策定しています。また、市役所の中に相談センターを設置し、市内の関係団体と協力して、成年後見制度の普及を図っています。

 千葉市では、平成12年に権利擁護センターがスタートし、平成22年からは、ハーモニープラザに設置する成年後見センターへ移行し、活動を展開しています。しかし全国の自治体と同様に、認知症高齢者や障害者のニーズ調査などが行われておらず、実態の把握が不十分で、市民の願いに応える制度設計にはなっていません。また、多くのニーズがありながら、周知不足により利用する人が限られているのが現状です。
 現状の相談支援、普及啓発では、不十分と言わねばなりません。市民の権利と理念を守るために、千葉市は基本計画を策定するべきと考えます。また、地域連携や制度の理解、そして不正防止対策も必要です。千葉市において利用者がメリットを実感できる制度・運用の改善が求められており、安心して暮らせる千葉市にするために必要な条例提案です。
 同僚議員の賛同をお願いして提案理由の説明を終わります。
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 この条例案は、12月4日(水)の保健消防委員会で審議が行われる予定です。

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