今日、日本共産党花見川区委員会の予算要望の1つとしての病院局との懇談があり、花見川区の寺尾さとし県議、中村きみえ市議、もりた真弓市議が参加されており、私も同席をしました。病院事業については先月26日の学習と懇談の内容について、病院局の総括主幹から説明があり、海浜病院の事務長からは診療科目の状況や各種取り組み状況について報告がありました。事務長からは未熟児だったお子さんがランドセルを背負って病院に来て、元気に成長していて、医療スタッフが「がんばろう」という気持ちになっていることなど嬉しい報告がはじめにされました。
病院経営の思わしくない原因の一つとして、国の制度改正によって診療報酬が引き下がっていることと、民間が担えない不採算医療(政策的医療)を実施していることもあります。政策的医療は公立病院としての使命でもあり、国の責任も大きいものがあります。
海浜病院における整形外科の充実や内科総合医の確保への取り組み、県外市外からの研修医確保、診断書事務処理による医師の軽減など様々奮闘されていることも伺えました。稲毛駅から海浜病院行きのバスについての改善も、バス事業者に協力依頼をして、バスルートや時刻を変更するなど病院を利用する市民のみなさんのために、努力もされています。地域医療との関わりでは、心臓血管外科の再開や整形外科の入院・外来の充実など、医師の確保が難しいながらも院長を先頭に動かれています。
今日は花見川区から来られた方が多いですが、そこでも「身近な人が海浜病院にお世話になっている。残してほしいと思っている」などの声が出されました。「住民との関わりをもっと持ってほしい。それが病院の紹介につながる」「海浜病院の存続と発展を望む」と要望されています。今回だけではないので、また機会を捉えて懇談をしていきたいと考えています。病院局の担当課や病院関係者のみなさん、ご説明やご報告をいただきありがとうございました。
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