今日午前10時から教育未来委員会（常任委員会）が開かれました。その他の常任委員会も同時に行なわれています。
教育委員会の補正予算では、千葉市教育みらい夢基金条例、国の第１次補正予算に伴う学校建設費（耐震化）の補正対応、財産の取得として千葉市立おゆみ野南中学校（緑区）が提案されました。学校校舎・屋内運動場の耐震化では2014年度末で100％を目指していますが、昨年、入札の不調があり、実施時期などをずらして耐震実施設計を行なっている状況にあります。早期に耐震化が図られるよう児童・生徒の安全を確保できるよう求めました。
こども未来局では「子ども・子育て会議」設置条例が議案に。子ども子育て支援法など関連３法に基づいて、自治体の努力義務として「子ども・子育て会議」を条例で設置できるようになっています。保護者の多くが認可保育所（園）の増設で、厚生労働省の調査で、利用したい保育サービスは「認可保育所」と75％の方が答えています。この間、東京都杉並区や足立区で第一次で入れなかった保護者が異議申し立てを行なうなど認可保育所（園）の不足が明らかになっています。
国から示されている説明資料ではメリットと若干の課題しか書かれておらず、その本質が見えません。「新システム」をそのまま導入することは問題であり、契約型利用方式や保育の市場化など大もとの改善がされるべきものが、なされていない以上は「子ども・子育て会議」設置の条例については賛成できないと意見を述べました。
「学校・保育所の給食食材の放射性物質検査において、放射性物質が検出されやすい品目・産地の食材を重点的に検査するよう求める陳情」については、市の検査や流通段階での検査などが行なわれている状況にはあるものの、子どもを持つ保護者の不安は拭いきれておらず、更なる検査体制の充実を求め、陳情には賛成しましたが、共産党と市民ネット以外は反対しました。
