この間、日本共産党千葉市議団に、着陸態勢に入るために千葉市上空で交差する羽田空港の南風好天時における着陸ルートの下の地域の住民から、「短時間に何機も上空を通過し、騒音で悩まされている」とのメールが届いています。
昨年、『南風好天時における着陸ルート』の見直しについて11月29日に国土交通省から着陸ルート変更が示されました。
市のホームページでは、ルート図が掲載されています。その注釈で、『航空機の特性上、旋回部分については、現状と同様に経路よりやや内側を飛行します』『状況によって、レーダー誘導等により経路を外れて飛行する場合があります』とされ、国土交通省の説明部分については、『千葉県・千葉市からの要望を踏まえ、騒音影響が特に顕著な交差点部分について、安全を確保した上で、飛行方式に関する基準上可能な限り市街地上空を回避するよう経路を見直した。千葉市以外においては、経路の変更はほとんどない』としています。
運用開始は2012年2月9日からとなっています。市は、騒音軽減策については、引き続き国土交通省と協議するとされています。
昨年の9月議会で、当時の飛行ルートについての野本信正市議の質問の中で、飛行回数は、現在の39万回から、2013年度中には44万7,000回に増便し、現状より15%増の5万7,000便増えることがはっきりしています。質問で明らかになったのは、住宅地上空で旋回し、クロスするのは、全国で千葉市だけという異常なルートであること、住民の騒音被害は平均値であるW値(うるささ指数)でなく一機一機の暴露する最高騒音であること、千葉市の測定点で60テシベル以上65%、65テシベル以上11%、70テシベル以上90回もあること、この実態はWHOガイドラインの、会話妨害・睡眠妨害になること。などです。
これだけの問題点が明らかになっています。
日本共産党千葉市議団へご意見をお寄せください。市議団ホームページからメールを送信してください。または、sasaki_yu_ki@krc.biglobe.ne.jpまでお願いします。
写真は、美浜区から見える交差直後の航空機のライトです。右側の航空機は左方面から、左側の航空機は右方面から来ています。
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