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今日と明日、志布志市と鹿児島市にふくなが洋市議、中村きみえ市議と視察です。今日は志布志市のゴミの分別と資源化の取り組みについて伺いました。志布志市は約3万3千人の市で、2006年に松山町、志布志町、有明町の3町が合併してできた市です。千葉市よりも面積が広く、農業と畜産が盛んです。ごみの再資源化ではリサイクル率では、市レベルで8年連続日本一となっています。ごみ焼却施設がなく、すべてのごみを埋め立て処分の形をとっていますが、最終処分場が2004年度でいっぱいになるというところから、焼却に頼らず、分別と再資源化で埋め立てごみを減らしています。
500もの衛生自治会によるごみステーションの管理と家庭や自治会への補助事業を行ない、27もの分別を行なっています。中でも、生ごみの分別収集を各家庭での処理やステーションにあるバケツに水切りした生ごみを排出する仕組みで取り組み、堆肥化施設で堆肥にして販売・配布を行っています。堆肥を直接取りに来た場合には1キロ1円で販売し、現在在庫はないそうです。店頭では「おかえり循ちゃん」という生ごみ堆肥を5キロ100円、15キロ300円と比べても、かなりの需要があります。志布志市の地域通貨としてひまわり券を活用して、ごみを減らすための様々なサービスと交換できる取り組みも進め、市民に還元しています。
焼却施設がないこと、分別を徹底していくこと、もちろんその過程では市民の理解をえて進めているとのことです。「混ぜればごみ、分ければ資源」は言われていますが、さらにそれを進めているという感じです。対応していただいた職員の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。
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市役所1階の窓口の壁には「あいさつ日本一の市役所」を目指しています、という横断幕がありました。あいさつすると気持ちいいです。そこから会話が始まるわけで、大事なことだとあらためてこのスローガンを見て感じました。