![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/83/bd242ad89578954b515697700ae17511.jpg)
今回、議会に提案されている補正予算で、稲毛海浜公園施設のリニューアルに関する債務負担行為、3カ年で24億8,000万円が計上されています。「民間活力」による公園施設のリニューアルに伴う施設整備改修費用のうち、市に帰属する基盤整備やその関連整備費用を事業者への市負担分を補正するというもの。
市の負担分は24億8,000万円(3か年)、民間が整備する施設などの費用は35億7,000万円と総額約60億円にも上るものです。主な事業は以下の通りです。
○砂浜改修 7億9,700万円
○ウッドデッキ整備 5億円
○インフラ(基盤)整備 5億3,500万円
○撤去・造成 3億3,400万円
○照明設備 9,690万円 等
このことに関する千葉市の公園等活用事業者選定委員会での審議結果では、今回の事業の主要な部分である施設のリニューアル、公園のリノベーション、砂浜、海辺のにぎわい創出に関する意見では、「市の負担額について注意する必要がある」「市の投資額が多額であり、市民の理解が得られるか懸念される」など、市の財政負担に関して指摘されています。
私から市民理解に関して、「多額の負担をするのに、周辺住民・市民への説明はなく、議会での議決を経て説明することは問題」「砂浜やウッドデッキ、砂浜については流出しないようにしても流出する、今後の負担もある」と指摘し、「民間を入れて整備することについては慎重にすべき」と求め、賛成しませんでした。
写真は、現在の「いなげの浜」です。ここに白砂を入れて、白砂のビーチにするそうです。