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今日は高洲中学校区青少年育成委員会と中学校で、薬物乱用防止教室を行いました。今年は学校担当薬剤師を講師に、若年層で増えているオーバードーズ(市販薬の過剰摂取)とカフェインの過剰摂取についての講演です。
数年前までは、危険ドラッグが大半を占めていましたが、近年は市販薬の過剰摂取が比率を高めています。
薬は処方された通りに服薬すれば、良い働きや効果がありますが、過剰に摂取すると内臓や脳への負担など身体への影響が出るものであり、国も市販薬については1人1箱、若年層の場合は年齢確認を実施するなど対策を進めています。
カフェインについては玉露茶やコーヒー、コーラ、エナジードリンクなどに含まれていて、年齢や体重に応じた摂取量が決められている中で、受験シーズンでエナジードリンクを過剰に摂取すると、体にも悪影響があることを知ってほしいと、講師から話がありました。
最後に保健委員会の生徒さんからお礼の言葉があり、「薬物乱用は麻薬などを摂取することだと思っていたけど、市販薬の過剰摂取もそうだと学んだ」と感想がありました。
来年はどういう形で実施するか模索中です。