ファイプロとプロレスと私

少年の日の思い出

どうも、たまには気楽な話題ということで、今回は夏休みの思い出について。

 

小学生の頃、私は昆虫が好きでして、特にカブトムシやクワガタなどの甲虫は憧れでした。

なんとか甲虫を捕まえたいと思い、昆虫図鑑を何冊か読んで採集方法を調べました。

 

いくつか捕まえる方法が載っていたのですが、私が試そうとしたのは広葉樹にガムテープの粘着面を表にして巻きつけておくという方法でした。

こうすることで、夜の間にカブトムシやクワガタが粘着面にベッタリくっつくというふうに図鑑には書いてありました。

夏のある日、私は父親にお願いして雑木林に連れて行ってもらいました。どれが広葉樹かよく分からなかったので、何本か適当な木にガムテープを巻きつけました。あとは翌日を待つだけ。

 

翌日、木を確認しに行ってみると、粘着面には大量にいましたよ。蟻がね。数百匹はいたんじゃないですかね。カブトムシやクワガタは一匹もいなかったですね。

因果応報という言葉がありますがね、私は蟻に殺されるかもしれませんね。

 

 

さて、その翌年だったか、懲りない私は今度は蟻を飼育したいと考えてましてね。瓶に土を入れてそこに蟻の巣を作らせて、中を観察する方法が図鑑に載ってまして。面白そうだ、やってみるかと思ったんですね。

まず蟻を捕まえる必要があるわけで、図鑑には空き瓶やペットボトルに砂糖を入れて草むらに置いとくと蟻が寄ってくると書かれていました。

適当な容器に砂糖を入れて、近所の高校のグラウンド付近の草むらに置いておきました。あとは翌日を待つだけ。

 

翌日、草むらを確認しに行ってみると、容器の中にいたんですよ。クモとナメクジがね。クモはともかくナメクジは苦手でして。容器はそのまま放置して帰ってしまいました。

ゴミのポイ捨てですね。

ゴミはゴミ箱に、きちんと分別して捨てましょう。

 

まあ、昆虫とか自然って、思い通りにならないものですよ。今になって思えば、蜂とかムカデとかに遭遇しなくて良かったなあ。

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