どうも、今回は書籍を見分ける方法について。
情報が溢れかえる昨今、私たちのリテラシーの重要性が高まってきましたね。
そこで、明らかに怪しい、信用性の低い本を嗅ぎ分ける方法をまとめました。
・こういう本は怪しい
①参考資料が明記されていない
②著者の専門外のテーマである
③著者の顔写真が表紙や帯で強調されている
④帯にセンセーショナルな文言が並んでいる
①参考資料が明記されていない
新書に多いパターン。著者の妄想で書かれた本。
信用度は最低で、学術的価値は皆無。あくまでエッセイとして読むべき。
②著者の専門外のテーマである
著者のプロフィールの経歴や専攻を確認する。
ある分野では有名な研究者やジャーナリストでも、専門外の知識は素人同然の場合があるので要注意。
③著者の顔写真が強調されている
本の内容よりも著者の顔で売ろうという魂胆。
タレントならともかく、専門家がやるべきことではない。
④帯にセンセーショナルな文言が並んでいる
目立ちたがり。品が無い。
内容と宣伝文句が噛み合っていないことも多い。
・反対に、信頼度の高い書籍は?
理想は専門書。
特に議論の前提となる基礎的な研究は、自らの立場に関わらず内容を把握しておくべきである。
しかし、専門書の多くは値段が高く内容も難しいので、手軽には読めない。
・手軽に信頼度の高い本を読むには?
その分野で実績のある人が書いた入門書。
資料や統計などの根拠に基づく本。
ただ、どんなに気をつけても、ハズレに当たることもあります。
専門家の間でも、意見の相違・対立もあります。それに研究者には、いわゆる御用学者もいます。
なるべく違った著者による入門書を数冊読むのが望ましいでしょう。