利根川が流れる大都心、東京。私は、そこで卑怯な真似をしていました。九段下の心療内科に物理学の研究で疲れ切っていて、安定剤を貰いに行っていたあの頃。左寄りも右寄りもなかった。ただ、利根川を意識して学問に励んでいた。生真面目一番!正統一番!学問を愛する心、一番!東京理科大学の蒼い先輩に偶々、怪しげな人がいた。友達が、隅田川にようこそ!ここはな、隅田川なんだよ。千代田区と新宿区辺りにあるだろう。棒高飛びでも高く、ナルキスの乙女心も勿論理解しています。こそこそとせず、くだらない内容をプチブログに回転させる事もなく
「見たまえ、ここが神楽坂で、隣が市ヶ谷だ!」
まさに、親友ピッタリでした。それに比べて、私はおっちょこちょいな部分があるので、首席ではあったものの『拳闘』の小説を書いた人物に会いに行こうと思ったのだ。何でも、ホーキング博士に関係するものであるから堂々としていました。生真面目一番!正統一番!何でも一番!聖徳太子の裾野を広げた物語や広告には興味がない。さて、そういう事で先輩である「とねさん」のリンクに貼ってある「ファインマン物理学」を紹介しようではないか。
飛び台をクルッと廻った私は、おまちどうさま!と言いました。そうだ、今は高校生でも「ファインマン物理学」を知っているぞ。そう友人が言いました。
それより、利根川の流れを見ていると、高校の時の友達だったマリさんの事を思い出す。元気に生きていると私も幸せになれる。もしかしたら、もう家庭を築いてあるかもしれない。
「ワカコ酒」を見ているかもしれない。小さな街、とっても小さな街から大都会に出てきて、たっぷりと遊んだツケが回ってきたのだ、私はそう思った。
「シレンチウム!(静粛に!)」軍隊がやってくるように、東京工業大学大学院に進んだ。
卑怯な真似もここまでだ。
真っ直ぐに生きよ!