ご訪問ありがとうございます。
前回の続きを やっと書くことができました。
二度目に「椿姫」を手にした高校一年生。
さすがに意味深なその内容に 秘密めいたときめきを覚えました。
ただ、娼婦とよばれたマルグリット・ゴーティエ(椿姫)に嫌悪感が・・・。
さしたる感動も覚えず 読み切った・・・。というだけでした。
そして、幾年かが過ぎ、大学生になり
そこそこの経験を積み重ねた 女性になった時
何か広告で 戯曲として演じられている 「椿姫」のポスターを目にしました。
また、読んでみようかとかんがえもなしに それを手にしました。
大人の女性になりつつあった二十歳のあたしは、
マルグリット・ゴーティエの 多くの思いを感じ取れるようになっていました。
あふれる涙を止めることができずに 一息に読み進みました。
もう、50も過ぎ 多く思いを経験してきた今、
「椿姫」に登場する人々すべての思いが 理解でき
様々な愛情の凝縮されたこの小説を真にすばらしい文学と思えるようになってきました。
月のうち25日間は、白い椿を・・・。
月のうち5日間は、赤い椿を・・・。
アレクサンドル・デュマ・フィスが書いた小説
「椿 姫 La Dame aux came'lias」
(直訳すれば“椿をつけた貴婦人”)
「椿姫」は実在したパリの高級娼婦。
マリー・デュプレシ(1824-47)は、本名は、ローズ・アルフォンシーヌ・プレシ。
(小説ではマルグリット・ゴーティエ)
19世紀中ごろのパリ。夜の世界(ドゥミ・モンド、裏社交界)に生き、
白い椿を好むために人々から『椿姫』と呼ばれたマルグリット・ゴーティエは
贅沢三昧の生活に心身共に疲れ果てていた。そこに現れたのが友人に紹介された青年、
アルマン・デュヴァルだった。青年の正直な感情に最初は戸惑いを覚えていたマルグリットだったが、
今まで感じ取ったこともない誠実な愛に気づき、二人は相思相愛の仲となった。
マルグリットは享楽に溺れる生活を捨て、パリ近郊にあるアルマンの別荘で幸福の時を過すが、
それは長くは続かなかった。息子のよからぬ噂を聞いて駆けつけたアルマンの父親が
マルグリットに息子と別れるように告げた。
それを聞いて彼女は驚いたが、それでも真実の愛に満たされた彼女はある決意をした…。
何も知らないアルマンはマルグリットに裏切られたと思い込む。
アルマンの酷い仕打ちに毅然として耐え続けていたマルグリットだったが、ある夜、
アルマンの家を訪れ…
参考
http://sozai.yutorilife.com/w_tubaki.html
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