ごめんだけど

『ねえ、蓮司。事後承諾でごめんだけど、私の女性として最も大切な秘部の周囲の毛を少し剃ったの』と少し切なく微笑みながら妻（法子）は言って、その剃った部分を俺に見せてくれた。『そうか。俺さ、アンダーヘアが生えている方が好きだし、女性的と思うし、興奮して来んだよね。ごめんだけどね』と俺は返した。『本当にごめんなさいね。女性として最も大切な秘部を貴方にもっともっともっともっと見せようと思ったのよね。その代わりに、貴方の男性として最も大切な秘部を慰めてあげるから、許して』と艶っぽく微笑みながら妻（法子）は俺の男性として最も大切な秘部を慰め始めている早春の青空が眩しい如月半ばの午後二時過ぎである。