5月18日(月曜日)
沖縄最後の夜は”ゆんたく”が恒例になっている。参加者は女性4人、男は私1人だ。夜7時から開催で、お店の予約は私がすると言って別れた。ホテルに帰り4時過ぎから何度電話するも繋がらない。6時半になっても繋がらないので心配になってきた。直接店に行き確かめるしかない。タクシーで行くと店は閉まっている。ありゃまあ定休日だ。予約担当としてはなんとかせねばならない。こんな時のために名護のめぼしい居酒屋はメモしてある。名護市在住の独身女性のブログ”勝手に名護観光協会”には彼女が利用した居酒屋、食堂、レストランのレポートが記載され、そのなかの一つにOkinawa Dining Bar 「くねんぼ」があった。1ヶ月前のレポートに”宮里の出光近くに、なにやらおしゃれな(久茂地系ダイニングバー)ができたな~と思ってたんです。”久茂地系が気に入りメモをしていた。これはきっと那覇市の久茂地には、おされな店がたくさんあるが名護には珍しい店と理解していた。
早速にタクシーから予約電話を入れた。こんなときは携帯電話はありがたい。7時前に店に入った。
店内は薄暗く、テーブルにスポットライトが当たり、これはムード満点で正に大人の店だ。バックグランドミュージュクに沖縄民謡が流れ、音楽を聴きながら飲む泡盛は最高だ。メンバーが揃ったのは予定時間の30分後だった。うちな~タイムからすれば、これでも早く揃ったと言うべきか。


コースのお客さんはフリードリンクというのが嬉しい。料理はどの料理も見栄えも味も申し分なかった。この店はデイトは勿論のこと、例え女性一人でもカウンターに座ればオーナーバーテンダーの山川 敬さんがお相手してくれるので楽しめる。オーナーは昼間は農業生産法人(有)勝山シークヮーサーで、せっせとシークヮーサーつくりに励んでいるとのこと。店名の「くねんぼ」は、柑橘類の樹は種をまいてから実を成らせるまで九年かかる事から「九年母」と呼ばれ,これから命名したようだ。
メニューに「誕生日の方にはカクテルサービス」と書かれていたので、マスターに「私5月が誕生日ですけどカクテルいただけますか?」と言ってみた。
出てきました”カクテル ブルーハワイ”。皆さんから「誕生日おめでとう!」と祝福され、またまた乾杯!3時間の”ゆんたく”もあっという間に過ぎた。
その後は、皆さんとスナックでカラオケがいつものコースだが、店が休みだったので次回のお楽しみにした。
ゆんたくってどういう意味? 大城 勲 - 2009/06/03(Wed) 21:09 No.4327 |
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男同士でもゆんたくします。 時に第三者の噂話とか悪意の感じられる場合にはウワーバユンタク(余計な会話)として蔑まれます。 難しい議論が白熱して来ると「言い我ーえー」言い争い「あびやーあびやー」になります。 やはり女性の方が何かと無駄話(男が考えて)が多いので会話が延々と続きますね。 男は無駄話が多すぎると「ゆんたかー」として敬遠される傾向が強いですね。 |
見送ってば~いば~いすれば、名護の飲み屋さんが立ち並ぶ緑街に行くしかない。行きつけのTをのぞくも締まっている。次のPに行くも締まっている。今夜は飲むなということか。帰ろかな~♭帰るのよそうかな~♭と口ずさみながらぶ~らぶ~らと歩いた。どんな飲み屋があるかいな。
”なつメロスナック りんごの唄”の店の前で足が止まった。決めた、ここで唄って帰ろう。店内は明るく先ほど飲んだ「くねんぼ」と対照的だ。先客は一人だった。泡盛1合を頼んで、おはこの歌を入れてもらった。北国の春、東京の灯よいつまでも、娘ジントヨー、十九の春、・・・連続5曲歌い1,000円也。
今回はおとなしくしとこうとタクシーに乗った。途中で傘をくねんぼさんに忘れたことに気付いた。家を出るとき愛妻から「傘を忘れたらあかんえ~」と釘を刺されている。時計を見れば閉店10分前だった。店の傘立てに残っていてやれやれ。ここでそのままホテルに帰ると「えらいな~」と言われるだろうが、スケベ心がわいて店内をのぞいてしまった。「一杯飲ませてもらえますか?」と聞けば「いいですよ~」の返事が返ってきた。
カウンターに座り”おすすめの泡盛”の値段表見た。泡盛グラス450円・・・・目を下に下ろせば秋蔵酒20年グラス3,000円、かねやま15年グラス2,500円。うひょっ~目が飛び出るくらいの泡盛があるんだ。 「よしゃっ誕生祝いに2,500円のやつを飲んじゃえ」の決断は早かった。酔っ払いには例え1合450円のやつを出し、2,500円ですよと言われても分りはしない。マスターが目の前で箱から取り出し注いでくれたので本物だ。さぞかし美味しかったことだろうと御思いでしょうが「飲みすぎて味などわかりましぇ~ん」。猫に小判でした。横に座っていた30代後半の二人の青年とも乾杯をしていたら1時半にもなっていた。
話をすれば色々なことが分ってきた。マスターと花屋さん「ブルーム」の店長と昔は同僚だったことを知る。勝手に名護観光協会のブログのお嬢さん”いっそん”さんは何故いっそんなのかとか。聞いた時はなるほどとわかっていたが、御歳のせいで思い出せない。
帰宅し、ネットで山川酒造の「かねやま15年」の値段を調べて見た。720ミリリットル 14,700円也。どうりで口が腫れたはずだ。
【お店メモ】
1.Okinawa Dining Bar 「くねんぼ」
2.住所:名護市宮里3-25-5 サンセットマンション102
(ホテル21世紀の隣がGSでその隣になります)
3.TEL/FAX 0980-52-4622
4.営業時間:17:00~24:00
ラストオーダーFood 23:00/Drink 23:30
5.定休日:日曜日