以前に開設していたホームページで、わたしは「琵琶湖の湖岸を歩く」と言うコンテンツをやっていました。そのコンテンツに載せるために、2003年の春先から初夏にかけて、琵琶湖の湖岸を歩いて写真を撮影していたのです。その時に撮影した写真の中から、物語にあったものを選んで表紙に使いました。今回は、それらの写真について説明します。なお、各写真の説明の末尾に Amazon Kindle ストアで販売している作品へのリンクを貼っておきます。
この写真は「幻影の湖」シリーズの第1話である「幻影の湖」の表紙に使用したものです。2003年3月21日に琵琶湖の安曇川河口周辺を訪れた際に、安曇川北流河口のさらに北側で撮影しました。
水神レイが鏡浩一とともに潜水艇で潜る場所は、この写真を撮影した場所の沖合です。浮上した二人が向かい、上陸する場所は、写真の場所からは少し南になります。
https://www.amazon.co.jp/dp/B076WNYPK4
この写真は「幻影の湖」シリーズの第2話である「約束の湖」の表紙に使用したものです。2003年4月15日に琵琶湖の大津を訪れた際に、大津プリンスホテルの周辺で撮影しました。
水神レイが少年、広田郁実と出会い、そして最後に分かれる場所がこの付近です。出会うときも、別れる時も夕刻です。ちょうど、この写真のように。
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この写真は「幻影の湖」シリーズの第3話である「続・幻影の湖」の表紙に使用したものです。2003年3月21日に琵琶湖の安曇川河口周辺を訪れた際に、安曇川南流河口付近で撮影しました。
帝都重工が台船を浮かべて調査していたのは、この写真を撮影した場所の沖合です。”琵琶湖に巨大戦艦現る”の動画が撮影された場所が、このあたりです。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JP4QJRZ
この写真は「幻影の湖」シリーズの第4話である「残像の湖」の表紙に使用したものです。2003年3月28日に琵琶湖の長浜港から姉川河口まで歩いた際に、姉川河口付近で撮影しました。
長浜港から葛籠尾崎湖底遺跡に向かうには、この写真を撮影した場所の沖合を通ります。この撮影場所からは竹生島も見えます。典型的な湖北の風景です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07KFMWYWJ
この写真は「幻影の湖」シリーズの第5話である「再生の湖」の表紙に使用したものです。2003年3月28日に琵琶湖の長浜港から姉川河口まで歩いた際に、南浜水泳場付近で撮影しました。
水神レイが鏡浩一ととも訪れる場所です。彼らがここを訪れる季節は夏です。その季節、夕刻には沈む夕日がこのあたりを朱に染めます。レイの白いシャツも朱に染まります。印象深いシーンです。
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以上で写真の説明は終わりです。
「幻影の湖」シリーズでは、物語の舞台となっている季節は初夏~晩夏です。写真を撮影した時期とはズレがありますね。
もし、機会が与えられたなら、今度はそれぞれの物語の季節に、それぞれの写真を撮影したのと同じ場所で、同じ構図の写真を撮ってみたいです。モチーフとなった木や建物がまだあればいいのですけどね。
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