ドイツ街歩き、私たちのアンティークコレクション

ヨーロッパあちこちまったりのんびり街歩き、収集したアンティークをマイペースにご紹介します。たまに手料理。

ハッピーイースター

2024-04-02 11:54:00 | ドイツのイースター
みなさまこんにちは、
4月に入りましたね!お元気ですか。

この週末、こちらではイースター!
(=復活祭、ドイツ語でOstern)でした。
待ちに待った春のお楽しみ、キリスト教においてはクリスマスと並ぶ最も重要な祭事です。

それは静かな聖金曜日から始まります、
イエス・キリストが十字架にかけられ、処刑された"受難の日"とされているそうです。

私たちの住む町は学校も仕事も、みーんなお休み!散歩に出てみても、人気がなくひっそり。


パン屋さんだけ空いていたのでちょっと休憩、
カフェにおじゃましました。

お店の中はイースターにデコレーションされたウサギや卵型のお菓子たちがいっぱい!

カラフルで可愛らしいです


お上品に運ばれてきた注文のケーキ、

脇腹を狙ってフォークがぶっ刺さっていますが、実はこれ、ドイツではお約束のスタイルです。 
今年初物のStachelbeere(グーズベリー)が甘酸っぱくて美味でした。

そして土曜の夜、私と彼はそれぞれめいめいに、家中のあちこちにイースターエッグを隠しますよ。

卵の中にはチョコレートやお菓子、ちいさなおもちゃなんかも忍ばせて、それらは開けた時のサプライズになります。

レトロなキャラクターたちが愛らしいこの卵たちはDDR(東ドイツ)製、なんと70年以上も前のものです!

年月が経つごとに味わいと魅力が増して愛着が在りますねアンティークマルクトで譲っていただいて以来、大切に使い続けています。


そして日曜日、いよいよ復活祭。
朝にはさっそく、昨日隠しておいたエッグハントを楽しみます。

私が見つけた卵の中から飛び出してきたのは虫!?のチョコレート!
虫が大の苦手な私は開けた瞬間思わず、ヒィッ‼︎!

ドイツではてんとう虫さんMarienkäfer「聖母マリアの甲虫」という名前で、幸運と勤勉を象徴するとして人気モノ、ラッキーモチーフなんですよ。たくさんの足がなんかイヤです。

朝からの懸命なるエッグハントで可愛いフィギュアも見つけました
彼がこっそりと用意してくれていた物でした!
これはGoebel社のうさぎさんです
造形の良いどこから見ても美人なうさぎさん。と、虫。 この他たくさんのお菓子の収穫でした

そして4連休もあっという間、最終日の月曜には私たちのお楽しみ、伝統の羊ケーキ!Osterlammをいただきましたよ。
こう形があるとどこから食べるか悩ましいのですが、おしりから切り分けるのがしきたりだそうです。

バターたっぷり、しっとりしていてとても美味しかったです♪ このコはプレーンですが、中にはベリー系のジャムが入っていて、カットする時にちょっとスプラッタ・ホラーな時もあります! また機会があればご紹介いたします。

長くなりましたが、ご拝読、たくさんのいいね!をいただき、いつも大変ありがとうございます。

みなさまにおかれましては新年度を迎えられ何かとお忙しい中ことと存じますが、お元気で、すてきな4月をお過ごしくださいませ。
また更新して参ります。