夕顔のスケッチブック

~やさしい気持ちなれる風景をみつけに行こう~

ナツツバキが咲いたら~雲仙焼窯元

2018年06月13日 | 雲仙の旅

 

家の庭にナツツバキが咲いたら

生けようと思っていた花器があります。

 

 

季節が移るたびに行きたくなる窯元…

宿からゆっくり歩いて5分の「雲仙焼」です。

 

 

引き戸を開けて入るギャラリーは

落ち着いた雰囲気で

 

 

木枠の窓から入る光が

 

 

訪れるたびに

変化しているのを感じます。

 

 

この前満開だった裏庭の山桜は

青々と葉を茂らせていました。

 

 

サラサウツギ に ヤマアジサイ

 

  

 

茶室の炉は塞がれ

風炉が置かれていて

 

 

にじり口から小間の茶室に

流れ込んだ 一筋の風は

雨の匂いがしました。

 

 

石川照さん 石川ハミさんご夫婦と

長男の裕基さんの 三人の陶工…。

陶芸一家による3つの作風が集う素敵なギャラリー

 

 

それぞれのお人柄が伺えるような作品たち

 

 

茶花のお話をしてくださったハミさんの作品は

女性らしい優しさと可愛さが

同居しているような気がします。

 

 

ナツツバキが咲いたら

さそうと思って

しまっておいたお気に入りの花器に

 

 

朝に咲いて夕方にはぽとりと落ちる一日花を

一輪切って生けました。

 

 

雨の日の一日

部屋の中を涼やかに

静かに咲いてくれました。