羨ましいですね。
ヨーロッパは民度が高いのか、教育でディベートを取り入れられているお蔭か分かりませんが、国民が非常に政治的関心度が高く、国の言いなりなる国民性ではないようです。
自分達の時間を最も大事にし、会社の為に仕事をするのではなく、自分の為に仕事をするという意識が高い様に思います。
ヨーロッパの何処の国かは忘れましたが、週30時間労働で十分生活が出来る国もあります。
社会保障がシッカリしていて、老後も悠々自適に暮らせる国がヨーロッパには多く点在するようです。
今の日本を見ると国民の民度、意識が非常に重要だと考えさせられます。
子育てをどうする?
318457 フィンランド流の子育てと働きかた-女性の80%以上がフルタイムの国-
穴瀬博一 ( 27 会社員 ) 16/08/16 PM03 【印刷用へ】
教育があらゆる分野で注目を集めている現在、子育てと働き方について様々な壁が存在しています。
そんな中で、世界一幸せな子育てができる国と言われるフィンランドについての記事を記載します。
(リンク)
(以下引用)―――――――――――――――――――――――――――
世界一しあわせな子育てができる国、フィンランド。女性の80%以上がフルタイムで働いているこの国では、出産に際は男女問わず、3年間の育休を取得することができる。また小学校から大学までの教育費は無料で、待機児童も存在しない。フィンランドでは、誰でも平等に教育が受けることができるという。
また、世界経済フォーラムが10月25日に発表した「国際男女格差レポート2013」では、「最も男女が平等に近い国」で世界136カ国中2位にランクイン。国会議員の42.5%が女性。過去には女性の首相や大統領も輩出し、閣僚の半分は女性だという。
今回は、日本でフィンランド流の子育てを働きかたを実践した坂根シルックさん(写真)に話を伺った。
■子育てを支援するフィンランドの育休制度
製紙関係の会社を辞めてからも、フィンランド福音ルーテル教会の機関、フィンランド政府観光局、ノキア・ジャパン株式会社などで働いたシルックさん。フルタイムで働きながら、男の子と女の子を出産し、2人の子供の母となった。
「国の機関である教会や政府観光局にいたときに出産しました。だから、私の育休はフィンランド式でした。1人目は東京で、2人目はフィンランドで産みました。私の産休と育休期間は、8〜9カ月だったと思います。フィンランドでは、男女問わず3年の育休をとる人も多いんですよ」
フィンランドでは、3年間の育休をとった後に、育休前の役職で復帰することができる。また育児に積極的な男性が多く、女性の80%以上がフルタイムで働いているので、最近では、妻のほうが早く仕事に復帰し、夫が長く育休をとるケースもよくあるという。
シルックさんは、日本の子育て支援について「育休3年を提唱するより先にやることがあるのでは」という。「今の社会では、働く女性が3年間休むのは無理。制度の前に、企業の育児に対する意識の向上や、残業しなくてもすむ環境づくり、待機児童問題の改善が大切です」と、男女が子育てできる社会が必要だと語る。
■「目はかけるけど、手はかけない」フィンランド流子育て
仕事は忙しかったが、平日の夜と週末は、とことん子供と向き合う時間にした。携帯電話も見ないで、子供とのひとときを楽しんだという。
シルックさんは、フィンランド流子育ての特徴のひとつとして、「見守ること」を挙げた。「ああしなさい」「こうしたら?」とはいわず、子供の気持ちを大切にして、子供がやりたいことを静かに見守ることが大事だと話す。
「子供に『宿題したの?』と聞くことはありましたが、『勉強しなさい』といったことは、一度もありません。宿題をやってなくて困るのは、本人。無理矢理やらせる必要はないと思います」
一方で、子供が親にやってほしいといったことには、できるだけ応えてきたという。「『ハグして』といわれたら、すぐにハグをします。家事で忙しくても、ちょっと待ってねといって、落ち着いたらハグしてあげる。子供と約束を守ることが大切です。キャラ弁をつくるスキルや時間はないけれど(笑)、プライベートの時間では子供に寄り添うように心がけました」とシルックさんはいう。
「小学生と中学生になった子供たちに『フィンランドで暮らしてみたい』といわれたときは、最初は仕事もあったのでさすがに無理だと思いましたが、子供にとって有意義な経験になると考え直し、入念な準備をしてフィンランドへ。2年間、家族で暮らすことができました」
フィンランドでの生活を通じて、おっとりした性格でひとりの時間を大切にする娘は、時の流れがゆるやかなフィンランドが自分に合っていると気づいたという。何事も早く決めるタイプの息子は、刺激的な東京の暮らしを楽しんでいるようだ。シルックさんは、それぞれの個性を尊重している。
子供の進学先も、子供たちの意志で決まった。スポーツが大好きだった息子は、自分の偏差値よりは少し下のランクになるが、部活が楽しめる大学へ。高校受験で志望校に入れなかった妹は、「とにかく楽しそう」と思えた高校を選んだという。
■「生きることは、働くこと」フィンランド人のライフスタイル
25年以上に渡り、日本で働いてきたシルックさん。日本は、まだまだ男女平等の世の中とはいえないが、当時とは比べられないほど、若い男性の育児への関心が高まったと感じている。
「男性同士が、スマートフォンやパソコンにある子供の写真を見せ合っているのを見ると、うれしくなりますね。今日は『奥さんが残業だから』といって、17時に退社して保育園に迎えにいく男性も見かけるようになりました。本当に時代は変わったんだなと、感慨深いです」とシルックさんは微笑む。
高齢社会は若年層が多い社会に比べて生産性が低くなる。この問題に正面から対峙しなければ、人口が減少し、高齢化が進むだけではなく、豊かさを失うことになる。生産性は45歳から50歳のときにピークに達するが、その後、下降線を辿る。つまり、高齢者がうまく利用できない高度な技術を導入してもその生産性を向上させることはできない。むしろ、人口動態の変化と生産性のダイナミクスとの関連を断ち切ることを目指した政策を併用すべきだ。
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今の高齢者が悪いわけではないけど、人口動態なんて霞が関はとっくに分かっていたはずなのよね。にも関わらず「消費しろ!消費しろ!将来のことは国が全責任を持ちます」という国の手法に乗っちゃった結果なんだよね。
日本はこのまま、婚姻率はアップしないし少子化も進むばかりです。
でも安心して。
どこかで曲がり角が来るから。
「分かれ道」ともいうわね。
右へ行ったら、金あるけど嘘つき村。
左へ行ったら、金ないけど正直村。
まぁ大体、自分と同じような人種がいる村に行くことになるでしょ。