やはり米国と距離を置き始めました。いよいよ念願の、米国破綻が始まりそうです。
日本にも人民元決済銀を=中国財政相に要請―麻生氏
時事通信 10月9日(金)23時13分配信
【リマ時事】ペルー・リマを訪問中の麻生太郎財務相は8日(日本時間9日)、楼継偉中国財政相と会談し、中国国外で人民元建て取引を集中決済する銀行(人民元クリアリングバンク)を日本国内に設置するよう要請した。
日中間の貿易や投資、金融取引を促進するとともに、国際金融センターとして東京の地位向上を図るのが狙い。
麻生財務相は、中国が国別に指定する人民元適格外国機関投資家(RQFII)枠の開設も要請した。RQFII枠が認められれば、日本の機関投資家が中国本土以外で流通する人民元を使って、中国市場の元建て株式や債券に投資できるようになる。
世の中が良い方向に向かっているかもしれませんね。
人民元採用、欧州が容認=IMF準備資産、来月判断―国際通貨委
【リマ時事】国際通貨基金(IMF)の諮問機関である国際通貨金融委員会(IMFC)が9日午後(日本時間10日朝)、ペルーの首都リマで開かれた。
金融危機時に対応するIMFの準備資産「特別引き出し権(SDR)」の見直しについて議論があり、中国が求める人民元の採用に、欧州勢が容認する姿勢を示した。IMFは11月の理事会で最終判断する。
SDRは現在、ドル、ユーロ、ポンド、円の国際通貨で構成されている。この日のIMFCで、中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁は「人民元はSDRに組み入れられるための運用上の要件を満たすと確信している」と、SDRへの採用を要望した。
これに対し、オズボーン英財務相は人民元のSDR構成通貨入りに支持を表明。
ショイブレ独財務相も「構成通貨の拡大を検討することに、われわれはオープンだ」と前向きな立場を明らかにした。
また、麻生太郎財務相は「引き続きこれまで確立されてきた原則に立脚した議論を期待する」と、IMFの判断に委ねる考えを示した。
ルー米財務長官はSDRに関し、言及をしなかった。
IMFC終了後に記者会見したラガルド専務理事は、SDR見直しに関連した人民元の評価作業が近く終わるとの見通しを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151010-00000058-jij-int
アジア、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカなどの38の国内銀行と、138の海外銀行も間接的参加者として運営を始めます。
と書いてありました。
大規模な金融システムが出来上がりますね。
中国人民銀行による人民元クロスボーダー決済システム
(CIPS)1期が8日、上海で運営を開始しました。
国内外金融機関の人民元クロスボーダーとオフショア業務に資金の清算、決済サービスを提供し、重要な金融インフラとされています。
中国人民銀行の範一飛副総裁は「CIPSシステムの運営は人民元決済の効率を高め、人民元が世界範囲で使用され、実体経済発展と対外経済進出戦略を進めることに深い影響を及ぼすことになる」と述べました。
CIPSの第1陣参加者は中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国交通銀行、中国招商銀行、中国浦発銀行、中国民生銀行、興業銀行、平安銀行、華夏銀行、香港上海銀行(中国語で滙豐銀行)、シティバンク銀行(中国)、スタンダードチャータード銀行(中国)など19の中国系銀行と外資系銀行が含まれます。
このほか、アジア、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカなどの38の国内銀行と、138の海外銀行も間接的参加者として運営を始めます。
(hj)
CRL online より。