Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

AJF2007冬の陣 SUPER ANISON SPIRITS X'mas

2007-12-30 17:16:55 | 音楽

先日、色々と相談を受けた中に、「本番になると、失敗しないかとかつまらないことが気になって萎縮してしまう」と言うのがあり、それへの対処方法で、だいぶ昔テレビで見たものを教えてあげました。



「今から30秒間、アンパンマンのことを考えないでください。
 はい、せーの!」



相手は余計気になって仕方なくなったらしいが、コツとしては、バイキンマンのことを考えるとか、考えないようにするのではなく、別な事を考えるといいのです。
考えてはいけない事を気にするのではなく、考えなければいけないことに集中する。



そういうことを偉そうに教えたら、
「じゃあ、あなたも、30秒間ジョジョのことを考えないで見てくださいよ」



無理に決まってるじゃないですか。
一所懸命頭の中で「セーンセーイヤー」と熱唱したが、合いの手のように「オラ、オラ」と叫ぶ奴がいた気がする。



そんな俺ですが、12/15はアニメジャパンフェス、スーパーアニソン魂ライブに行って来ました。



ANIME JAPAN FES 2007 “冬の陣” 
SUPER ANISON SPIRITS X'mas



<時間> 開場 17:00 開演 18:00
<料金> スタンディング ¥5500(税込)   
       *当日ドリンク代が別途必要です。
<出演>水木一郎・影山ヒロノブ・NoB・高橋洋樹・鈴木けんじ・松澤由美・サイキックラバー・谷本貴義    
<初参加>岩崎良美・マリナデルレイ    
MC:ショッカーO野



ちなみに会場に行く前に寄ったまんだらけで「ストーン・オーシャン」の第1巻を見つけられたのがついてた。



そして肝心のライブですが、
兄貴のブロロロロ、ルーロルロロはいいとして、



まずは鈴木けんじさんの「地球戦隊ファイブマン」から始まる戦隊シリーズ。
影山さんの「鳥人戦隊ジェットマン」がとにかく最高。
入った瞬間ステージから落ちたのはかわいそうだった。
「書いたら家に行くぞ!」と言ったのであえて書いた。家に来て欲しいから書いた。「来年」と言っていたから今年中に掃除する決意。
しかし、影山さんの姿は見えなかったが、歌だけはしっかり聞こえてましたね。爆笑しているバンドメンバーも演奏だけは影響なし。
さすがプロです。日本人はハプニングが苦手気味ですが彼らは別格ですね。
それより、ジェットマンの途中「きーみーの胸にー」の所で指差したのは俺のいる方向。
さらに2回目のときは別の所を差してからくるっと回って、やっぱり俺がいる方向。
これにはすごい感激しましたよ。
「そうか、『君の胸』とは俺の胸だったか!」と非常に盛り上がりました。
ありゃマジで嬉しかった。
ちなみに前日の仕事場で昨年いい仕事ができた人たちとの忘年会での2次会カラオケリクエストされて「鳥人戦隊ジェットマン」を歌ってもいたし、絶妙なタイミングでした。



戦隊シリーズではデカレンジャーやボウケンジャー、ゲキレンジャーも聞けました。
ゲキレンジャーを歌った谷本貴義さんは初めて見ましたが、非常にキャラクターに忠実であることを想起させてくれる方でした。歌いながらカンフーポーズしたり。



そして「リングにかけろ」で名乗りもしないユニット、恐らくマリナデルレイが歌いました。
でもPSYCHICLOVERの「TAKE MY SOUL FOREVER」が熱すぎ。ちょっとマリナデルレイにはかわいそうな構成かな。



アコギコーナーではクリスマス特集ということで、「バロム1のクリスマス」と「仮面ライダーのクリスマス」。



さらに今回は岩崎良美による「タッチ」「青春」も聞けました。



しかし、一番聞きたかったのはゲストを見て既に予想していた「聖闘士星矢」大特集!
NoBさんこと元MAKE-UP山田信夫さんの「ペガサス幻想」「NEVER―聖闘士星矢のテーマ―」そして今回メチャメチャ聴きたかった歌のひとつ「BLUE FOEVER~永遠ブルー~」!
信夫さん歌上手すぎるよ。サビ2度目の「ブルーゥー」でディレイかかっている所は涙出そうだった。
今年は海外3カ国で「聖闘士星矢をぶちかましてきたぜ!」だそうで、彼にとってもいい年だったんでしょうね。



そして「冥王ハーデス編」のOP、EDを松澤由美さん、マリナデルレイ。
ようやくここでマリナデルレイにインタビュー。
ユニット名はヨットのマリーナから取ったらしいですが、聖闘士星矢の海皇ポセイドンの兵士が「海戦士」と書いて「マリーナ」だったことには誰も触れず。
それにしても、ヴィジュアル系を思わせるユニット名ですが本人は親近感が沸きすぎるほどの元オタク風。このギャップは非常に不利ではないかと心配。ギターとのデュオは同じプロデュースのサイキックラバーと被りながら、ボーカルの高音もギターの速弾きも本家に劣る。
うーむ、楽曲はいいのですが、もう一歩なのが惜しい。
ちなみに由美さんもマリナデルレイもNoBさんの歌を客席で聞けないのを悔しがり、マリナなんて「神でしたね」と絶賛していたのは好印象でした。



そして!
影山ヒロノブさんの「ソルジャードリーム~聖闘士神話~」が聞け、どうやら風邪で調子悪かったそうですが、そんな中頑張って「夢旅人」も歌ってくれました。
なんか、俺に泣いて欲しいのかな?いや、泣いて欲しいのだな。
「永遠ブルー」は初めてだったし、「夢旅人」は10年前初めて行った影山さんのライブ以来一度も聞けてなかったですからね。
なんだかすごく色んなものが報われた気がして、これからまた頑張れそうだ。
ちなみに、周りの人たちには「ネ申の曲だ!」と説明してしまってましたが、よく考えてみると違ってました。「神を倒した者たちの曲」ですよね。



ホントにそういうレベルだと思う。
最高の感動をありがとう。



ちなみに翌日はどうやら風邪を引いてしまいました。
影山さんに指差されたときに移ったのかな?だからあれはやっぱり俺を指差していたんだよ。




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