Rising斬 the侍銃士

音楽のこと、時代小説、映画を中心にしていくと思います。タイトルは自分のHNの由来になったゲームから

天気の子

2021-01-13 00:03:34 | アニメ・コミック・ゲーム
一週間遅れで「天気の子」を見ました。
予告をちゃんと見てた人ならまだないシーンを思い出して陽菜にもまた会えるって気づいたんすかね。
あと「君の名は」に出てた人がいたのはわかったが、他の作品の人もいたんだろうか。

ハリウッド映画だと「世界救ってキスして終わり」みたいなパターンがある中でこの映画の「そんな事より恋愛が先だ」な終わり方はなかなか自分に正直な奴という第一印象はありました。
多分穂高君は後輩が本当に告白してたら流されたかもしれませんね。
でも日本のヒーローによくある「世界を救えるのは君だけだ」に対してこっちは
「救われたいし救えるの君ですけど、自分の幸せを優先してよ」で主人公も「お言葉に甘えます」になるの、とうとうそういう事を言っていい時代になったと思うと画期的だ。
本人は「皆を救えて嬉しい」のに大人が子どもの人権を優先するってよいと思う。

エヴァの「自分で決めなさい」(戦う以外の選択肢ないし決めたからには責任取りなさい)からの
UCガンダムの「成功しようと失敗しようと大人は若者の判断を尊重しよう」を経て
こないだやってた「天気の子」の「皆を助けなくていいから好きな事しなさい」なラストはすっごい対照的で時代の流れ感じてました。

なんか俺珍しくまともな感想書いてる。

って、一度は思ったんだけど、

考えて見れば天気の子の能力は身につけ方があるんだからそれを周りに教えればいいじゃないか。消えるって言っても戻る方法まであるんだし
子どもが言わないのはいいとして大人でしかもジャーナリストならやり方くらい聞けばいいのにあの人無能だな。
結局大人のあり方を問う映画ではあったのかな


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