日日火水木土土

「月月火水木金金」ではない
怠け者の絵日記、photo日記。

When I'm Sixty-Four

2008-12-10 | ひとりごと
先日、上野駅のBECK'Sで朝食を摂ったときの話。
通常は、泊まり勤務のときの朝食は、
会社の食堂で朝粥と決まっている。
その日は、朝からいろいろと忙しく、
めずらしく食堂に行くことができなかった。
9時少し過ぎに店に入ると、通勤ラッシュも過ぎ、
客もすこし落ち着いた感じだった。
店内には、オルゴールの曲が流れていた。
ビートルズやサイモンとガーファンクル、
竹内まりやの「元気をだして」など、耳慣れた曲ばかりだ。
ビートルズの'When I'm Sixty-Four'が流れてきた。
なかなか渋い選曲だと思って聞いていたら、
'When I sixtyfour'という女性の口ずさむ声が聞こえた。
こんな店で歌う人などいないだろうから、
この曲にだけVOICEが入っているのだろうかと思った。
店の中を見回したが、男も女も勤め人風で、
こんなところで歌い出すような感じの人はいない。
次のリフがはじまったときも、また♪When I'm Sixty-Fourという声が聞こえた。
他の歌詞は覚えていないらしくそこだけを口ずさんでいた。
なかなか見つからなかったが、窓際に座った厚いオーバーコートを羽織った、
30代半ばくらいの女性がどうもそうのようだった。
わたしも若いころに好きな曲だったので、
いくらか憶えている歌詞が長かったので、
わたしは声に出すことはできなかったが、一緒に口ずさんでいた。

このときに食べたモーニングプレートは、
安くてそれなりに満足のいく内容だった。
390円でスクランブルエッグ、ベーコン、パン、レタス、
それに飲み物、なかなかの充実だ。
昨日、妻が朝早く駅で人と会う約束があり、
待ち合わせ場所がBECK'Sだったみたいで、
彼女もこの朝食を食べたらしい。
事前に話をしていたわけではないのだが、
彼女もひどく気に入ったみたいだった。



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