ゾンビな人生

ゾンビの映画の感想や社会をゾンビ思考で語ります。

ハンティング・ザ・ゾンビのゾンビ感

2018-09-27 20:47:50 | ゾンビ映画

 

ハンティング・ザ・ゾンビ [DVD]

【ハンティング・ザ・ゾンビ】

なにやら研究所で怪しい実験が行われている。
研究した薬をネズミや人間の死体に注射。
そして、死んでいたネズミが生き返り、死んでいた人間が蘇り人々を襲う。

そんな冒頭のシーン。

その後、二人の男がキャンプしている。
どうも親子みたいで、馬鹿親子のようだ。
特に息子は予備のガソリンでアリ塚焼いて使ったり、
親父がゾンビに襲われている時に呑気に音楽聞いていたり、
ゾンビと戦闘中もかなりふざけている。

まあ、ギャグ系ゾンビ映画だけどね。

親父のマックと息子のジェシーは途中でゾンビに襲われていたアシュレーを助け、行動を共にする。
その前に故障した車の代わりにぱくった車がアシュレーの彼氏のもので、すでにゾンビだったその彼をぶっ殺していた。

まあ、そこはそんな深刻な話にはならず走っていると・・・
(目的も状況もいまいちわからん)

ビルで助けを求める人達が!
(みんなアホ)

で、なんか知らんけど助けに行くと
ノーマンって責任者が「助けはいらん」と反発する。

ノーマンは密かに自分だけ食料を確保しており、政府?の助けを待っているとのこと。
馬鹿親子は脱出すべきと準備を始める。

このビル戸締りがいい加減で、時折ゾンビが侵入して犠牲が出る。

うわあああ、入って来た。

その侵入してくるドアどんだけ開けたり、閉め忘れたりすんねんと突っ込みたくなる。
3流感丸出しのゾンビとの死闘。楽しんでるよ。それはいいけどね。

まあ、緊迫感も何もない。

そうそうノーマンらって冒頭の研究所の人間。
原因ってこいつらやん。

そうこうしているうちに政府に連絡して救援を待つノーマンと
ワゴンで脱出を試みる馬鹿親子が対決する。

って対決というほどのことはなく、ノーマンは部屋に閉じこもり、その後屋上へ逃げる。
ヘリを待っているのだろうか。そうしているうちに屋上まで積みあがったゾンビに食われてしまう。

馬鹿親子は死闘の末、脱出。
仲間の一人はゾンビに噛まれていて、いつゾンビになるかと思っていたが霧吹きで水をかけたからかゾンビ化しなかった。
これは密かにゾンビ映画初のことではないだろうか。
噛まれて放っておいてゾンビにならないって・・ここだけは衝撃的。

脱出に際してノーマンが政府に連絡していたことを思い出し、政府がする対策にピンと来た脱出組は急いで脱出。
街の郊外で一息ついているとミサイルが飛んできてドーーーーン。
やはりアメリカ・・バタリアン的解決策。


けどまあ、結構生き残った。7人。いかにも死にそうな人が生き残ったのも以外。

物語に終始出てくる「車いすの少女ゾンビ」。
結局何なのか良くわからんキャラだった。
一度、親父が攻撃されたが、それだけ・・
エンディングも彼女が去っていくシーンだったな。

 

で、核ミサイルで街を吹き飛ばしたのにゾンビは溢れかえっていた。
バカ息子はアシュレーと踊りながらゾンビの間を行く。

なんじゃそれ。
超C級ゾンビ映画であった。

けど、これこそがゾンビ映画とも言える。
くそな映画だ。


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