朴野龍王神社奉灯句

徳島県那賀郡那賀町朴野の龍王神社に明治初期から続く伝統文化行事である『朴野龍王神社奉灯句』事務局のブログです。

冬花火

2023-11-29 12:06:02 | 日記
朴野龍王神社では11月22日の宵宮には毎年恒例の「奉灯句」と「冬花火」(今年は都合で休みましたがいつもは吹き筒煙火の大会)があります。温かいスナックも召し上がっていただけます。
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奉灯句行灯披露

2023-11-24 18:08:05 | 日記
    
きときと日記327「味噌を付ける」&奉灯句行灯披露 | mixiユーザー(id:7904198)の日記

きときと日記327「味噌を付ける」&奉灯句行灯披露 | mixiユーザー(id:7904198)の日記

■『肉まん』何つける問題 地域によって違う 醤油?からし?酢醤油?【Nスタ解説】 (TBS NEWS DIG - 11月21日 21:19) https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&...

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奉灯句入選句発表

2023-11-21 20:15:21 | 日記

大勢の皆さんにご参加をいただいたおかげで無事に奉灯句集が出来上がりました
作品を届けていただきありがとうございました
一覧句集とうっかりさんによる選句結果をご披露させていただきます

令和5年度「朴野龍王神社奉灯句」集
     
   うっかり選

氏子の皆様、近郷の皆様をはじめ遠方からもご参加いただきありがとうございました
「もじばな句会」、「すだち句会」の皆様にはお世話になりました。
ご奉献に感謝申し上げます。(御作者名のあとの(もじばな)は「もじばな句会所属」
(すだち)は「すだち句会所属」です。誌面の都合上略させていただきました)

◆俳句 「月」    光伸ぶ月の匂いの枕かな  うっかり

1 満月や母の笑顔が見えて来る 新田博堂
2 ヨーロッパ戦火の中に月上(のぼ)る 新田博堂
3 宇宙(そら)奥へ旅立つ夢や月の基地 谷崎アジヲ
4 月止まりお金を出して通い夫(つま) 谷崎アジヲ
5 十三夜みやびを添えるススキ原 西納里人(西納)
6 ススキ原揺らせて見せる十六夜 西納里人(西納)
7 観月の祈り捧げし巫女の舞 藤本久吉
8 月見るや全戸藁屋の村だった 藤倉美代子(音谷)
9 すこし飲みすぎたか月が二つある 藤倉美代子(音谷)
10 三五夜の月見て思う足るを知る 亀島敬司(平野)
11 セレナーデなくて月夜は更けゆきぬ 亀島敬司(平野)
12 煙たそう祭りの花火月の目に 森岡和美(加茂谷)
13 こんな世じゃ夢でもいいと月移住 稲澤弘一(平野)
14 月明りこの世の闇の薄明り 稲澤弘一(平野)
15 海なくば湖面に映せ大満月 安田建公(徳島)
16 月と舟伊島の磯に溶けそうな 安田建公(徳島)
17 月拝む菩薩か何か知らねども 南門木鶏(東京)
18 しっとりと窓に月光明かりかな 南門木鶏(東京)
19 叢雲の奥にうっすら月の色 亀島賀陽子(平野)
20 山間に深閑として後の月 亀島賀陽子(平野)
21 月光の今宵も空を照らすなり 健ちゃん(徳島)
22 西の空月の光が澄み渡る 健ちゃん(徳島)
23 月色に染みし南瓜実りたり 魚返みりん(すだち)
24 恐竜の眠りし山に冴える月 西岡和義(徳島)
25 初詣鳥居の上に残る月 西岡和義(徳島)
26 口開けて八尋の鰐は月を欲す 吉野敬子(すだち)
27 月光の農村舞台幕上がる 吉野敬子(すだち)
28 三日月に居場所を探す兎かな 西田昌玄
29 海静かムーンロードを月渡る 西田昌玄
30 秋月や戦地の民の息白し やすなり(鹿児島)
31 遠距離の電話の先も同じ月 やすなり(鹿児島)
32 犬と見る月と雲とのかくれんぼ 西浦和代
33 日曜日その次の日は月曜日 西田いくと
34 月の出が遅い山里一軒家 亀島孝子(平野)
35 お月さんなんで兎が餅を搗く 亀島考子(平野)
36 君と観たあの月今宵の月に非ず ステラⅡ(大阪)
37 なみなみと注いで見上げる月と酒 ステラⅡ(大阪)
38 ほほえみに刻む三日月君の頬 川崎オスカー(神奈川)
39 温暖化されど変わらぬ月の満ち欠け 川崎オスカー(神奈川)
40 月光のひたひたひたと打つ棄て家 西田一象
41 月の舟レレレのおじさんは早寝 西田一象
42 神無月霜月いつまでも暑い 西のまっちゃん(牛輪)
43 月明り港へ帰る舟の影 西のまっちゃん(牛輪)
44 参道につなぎ合う手と淡い月 井上白頭
45 月渡る背中に柱手には酒 井上白頭
46 十六夜や刈り残したる茎高し 新田津岐美(大久保)
47 半月や獣の目のごと睨めつける 新田津岐美(大久保)
48 久しぶり十五夜の月庭で観る パーシモン・ヒデ(徳島)
49 月見るや足に熱気のアスファルト LEEな犬(もじばな)
50 満月の欠片零れて木星に LEEな犬(もじばな)
51 蹴躓く絨毯の縁月あかり 水田友子(もじばな)
52 明日を待つなんとふくやか小望月 水田友子(もじばな)
53 月仰ぎ無心で光しばし浴ぶ 大平純子(もじばな)
54 赤き月磯の臭いの獣めく 山田比呂子(もじばな)
55 観月や異国の友はバーベキュー 山田比呂子(もじばな)
56 月あかり路地の奥まで照らしおり デフレおじさん(もじばな)
57 窓そのままあんまり月が丸いから デフレおじさん(もじばな)
58 天の神闇に残せし月ひとつ 新田将喜(大久保)
59 名月に祈る平和の神仏 新田将喜(大久保)
60 工事延びてたぐるケーブル庭に月 西田卓玄
61 家壊れ瓦礫の山とガザの月 西田卓玄
62 湖に月ちやうど小舟のさしかかり 藤白真語(すだち)
63 酔いし寝床の今夜は新月 にゃご(埼玉)
64 今宵月が出た出た夢一夜 にゃご(埼玉)
65 満月やお伽噺へいざなえり 岡崎弘人
66 霜月の祭りの日取り赤く塗る 岡崎弘人
67 神饌へ滴る月の明かりかな 増田幸彦(京都)
68 テスト前揺れてるような丸い月 西田のあ
69 月の夜友と歩いた散歩道 谷崎和子
70 学び終え家路に急ぐ月明かり 谷崎和子

◆俳句 「虫」 とにもかくにも手を合わせけり祈り虫  うっかり

1 夕べの宴負けじと響く虫の声 やすなり(鹿児島)
2 独りゐる闇夜の静か虫歌う やすなり(鹿児島)
3 膝へ来てお邪魔ですかと虫が言う 南門木鶏(東京)
4 おさらばと虫が虚空へ消えてった 南門木鶏(東京)
5 玉虫の光を探す今朝の庭 吉野敬子(すだち)
6 一叢を膨らませゆく虫時雨 吉野敬子(すだち)
7 暮れ際の行ったり来たり銀ヤンマ 亀島賀陽子(平野)
8 片足の捥げしちろろの迷い込み 亀島賀陽子(平野)
9 夜なべして今日も終へたり虫時雨 藤本久吉
10 虫の音が耳の奥まで這いこんで 森岡和美(加茂谷)
11 古里は人声聞かず虫の息 稲澤弘一(平野)
12 秋の虫鳴かないうちの寒さかな 稲澤弘一(平野)
13 残業で5分休憩虫が鳴く 西田卓玄
14 住み着いた虫が空き家で鳴いている 西田卓玄
15 近頃は秋に鳴く虫見かけない 西のまっちゃん(牛輪)
16 日暮れ前もう鳴いている篭の虫 井上白頭
17 背を向けた妻の寝言と虫の声 井上白頭
18 虫の声飼い犬道を横切りし 新田津岐美(大久保)
19 秋蝶の破れし翅や海渡る 新田津岐美(大久保)
20 虫が鳴く冷たい雨の夜なのに パーシモン・ヒデ(徳島)
21 鈴虫が黄金の鈴を振りて居り 新田将喜(大久保)
22 やれ踏むなそうらそこにも虫の声 新田将喜(大久保)
23 静脈を血の戻り来る虫の闇 西田一象
24 夜いまの核心ならん虫の声 西田一象
25 冬眠の虫も戸惑う異常気象 川崎オスカー(神奈川)
26 灰色の空にミサイル人は虫けら 川崎オスカー(神奈川)
27 分け入れば戦ぐ木立に虫の音止み ステラⅡ(大阪)
28 虫の音に教えてくれた人想う ステラⅡ(大阪)
29 虫の声止んで他人(ひと)の気配の近くなる 岡崎弘人
30 何想うてんとう虫が我が肩に 岡崎弘人
31 朝の窓開けて大虻逃がしやる 西浦冨夫
32 怖き蜘蛛に愛おしさ知る吾の老い 西浦冨夫
33 あの男(ひと)はグランドゴルフの虫になり 谷崎和子
34 虫の声畑の石垣コンサート 谷崎和子
35 虫愛ずる姫君もいる平安京 谷崎アジヲ
36 虫たちのコンチェルト聴く夜は更けて 谷崎アジヲ
37 幸せや故郷は虫の夜の都 藤倉美代子(音谷)
38 泣けぬ虫はおいでよ一杯やりましょう 藤倉美代子(音谷)
39 虫鳴くや帰りの道ももう半ば 亀島敬司(平野)
40 鳴く虫も鳴かない虫も鄙の虫 亀島敬司(平野)
41 一斉に天を奏でる虫しぐれ 安田建公(徳島)
42 虫の夜の藤田画伯は猫を抱く 安田建公(徳島)
43 御神楽の舞に合わせて虫の声 西納里人(西納)
44 虫の音にのりて香りし庭の花 にゃご(埼玉)
45 虫鳴きて寝返りうちて夢一夜 にゃご(埼玉)
46 子守唄と聴いてコオロギ部屋の隅 亀島考子(平野)
47 轡(くつわ)虫そっと静かに鳴いとくれ 亀島考子(平野)
48 夜も更けて夢に音ある虫時雨 西田昌玄
49 虫たちのオーケストラが裏庭に 西田昌玄
50 蟋蟀の鈍き動きや霜月夜 西岡和義(徳島)
51 虫籠の夕べかなしく聴きゐたる 魚返みりん(すだち)
52 薫陶を受けし一冊朝の虫 藤白真語(すだち)
53 草むらに紙屑軽し残る虫 LEEな犬(もじばな)
54 辻地蔵そばに仕える昼の虫 LEEな犬(もじばな)
55 虫の音を零して続く長き土手 水田友子(もじばな)
56 虫の声ボート部部室川に添い 水田友子(もじばな)
57 きょうはまだ聞こえぬ虫の音を待ちて 大平純子(もじばな)
58 虫しぐれ島の空き家の網ゆるる 山田比呂子(もじばな)
59 松虫の音色ひさしき辻地蔵 山田比呂子(もじばな)
60 そぞろ寒青息吐息虫の息 デフレおじさん(もじばな)
61 このニュース虫の知らせか朗報か デフレおじさん(もじばな)
62 綿虫の飛んで日暮れが愛(いと)うしい 西浦和代
63 玄関に昨日と同じ黄金虫 西浦和代
64 肉を食う虫さえ澄んだ声で鳴く 増田幸彦(京都)
65 耳澄ます虫の唄声狭い庭 西田のあ
66 クワガタのはさむ力が強すぎる 西田いくと
67 虫送り百姓行事も過去の里 新田博堂
68 秋の虫競う自然も遠くなり 新田博堂

◆冠句 「マイナンバー」 マイナンバー税務を手伝ってやるか   うっかり

1 マイナンバー紐づけされて不安増す 藤本久吉
2 マイナンバー暗証番号すぐ忘れ 藤本久吉
3 マイナンバー紐づけ先はどなたやら 森岡和美(加茂谷)
4 マイナンバー私の人生丸裸 稲澤弘一(平野)
5 マイナンバーポイントだけは使います 稲澤弘一(平野)
6 マイナンバーちょっと制度化急ぎ過ぎ 西納里人(西納)
7 マイナンバー12桁数字はちょっと辛 湯浅ヒトミ(請ノ谷)
8 マイナンバー今やいずこの引き出しに 亀島敬司(平野)
9 マイナンバー何番だったかマイナンバー 亀島敬司(平野)
10 マイナンバー現行惜しむ保険証 谷崎アジヲ
11 マイナンバー入れば雪降りわじき山 谷崎アジヲ
12 マイナンバーもう日本語は要らぬのか 藤倉美代子(音谷)
13 マイナンバー災難バーと聞こえるよ 藤倉美代子(音谷)
14 マイナンバー同姓同名で不明 西のまっちゃん(牛輪)
15 マイナンバーふるさと納税に便利 西のまっちゃん(牛輪)
16 マイナンバー末尾に戒名付けたろか! 井上白頭
17 マイナンバー五千八百六十三億・・・ 井上白頭
18 マイナンバーいつになるやらどこへやら パーシモン・ヒデ(徳島)
19 マイナンバー岸田政権ナンマイダ パーシモン・ヒデ(徳島)
20 マイナンバーポイントだけがありがたい 新田将喜(大久保)
21 マイナンバー宝くじほど気にならず 新田将喜(大久保)
22 マイナンバー使い方にもひと苦労 西岡和義(徳島)
23 マイナンバー見えない糸のもつれ合う LEEな犬(もじばな)
24 マイナンバー最後の一人になる覚悟 LEEな犬(もじばな)
25 マイナンバー息子にだけは云うておく 亀島考子(平野)
26 マイナンバー自分でこなすことはない 亀島考子(平野)
27 マイナンバー申請画像文句付け ひょうひゃく(千葉)
28 マイナンバー黄泉の国でも使えます 大平純子(もじばな)
29 マイナンバーほんま便利か河野クン デフレおじさん(もじばな)
30 マイナンバー大丈夫だろな河野クン デフレおじさん(もじばな)
31 マイナンバー嫌なんだけどこの写真 太田マユミ
32 マイナンバー藤井聡太もマイナンバー 太田マユミ
33 マイナンバー解らぬことが多すぎる 新田博堂
34 マイナンバーチンプンカンプン高齢者 新田博堂
35 マイナンバーどこに紐付けされるやら やすなり(鹿児島)
36 マイナンバー言い出しっぺは今いずこ やすなり(鹿児島)
37 マイナンバー飲み屋のツケは効かぬらし 安田建公(徳島)
38 マイナンバー顔写真にも期限あり 安田建公(徳島)
39 マイナンバー親に貰った名は何処 ステラⅡ(大阪)
40 マイナンバー持っていますと言うだけの 亀島賀陽子(平野)
41 マイナンバー人格無視のバーコード 亀島賀陽子(平野)
42 マイナンバー手続きちょっと面倒すぎ 西田昌玄
43 マイナンバーポイント使ったその後は? 西田昌玄
44 マイナンバー申請期限はまた延びて 新田津岐美(大久保)
45 マイナンバー使わぬままに老いてゆく 新田津岐美(大久保)
46 マイナンバー総点検も手入力 魚返みりん(すだち)
47 マイナンバー大事怖いと仕舞い込む 水田友子(もじばな)
48 マイナンバー”マイ”といっても親しめず 水田友子(もじばな)
49 マイナンバー使えぬうちに逝くかもね 山田比呂子(もじばな)
50 マイナンバー冬眠カードまた増える 山田比呂子(もじばな)
51 マイナンバーあっても暮らしにくいなあ 西田卓玄
52 マイナンバーくらい貯金があればなあ 西田卓玄
53 マイナンバー2万円の身代金 川崎オスカー(神奈川)
54 マイナンバー人を数字でもてあそび 川崎オスカー(神奈川)
55 マイナンバー自分は知らぬままつけて 吉野敬子(すだち)
56 マイナンバーポイント貰う人質制 吉野敬子(すだち)
57 マイナンバー使ったことがないナンバー 西田一象
58 マイナンバーただの捕囚たる証し 西田一象
59 マイナンバー軋ったままで突っ走る 南門木鶏(東京)
60 マイナンバー日本一帯一路かね 南門木鶏(東京)
61 マイナンバー人間までも商品化 岡崎弘人
62 マイナンバー知らず知らずに人の手に 岡崎弘人
63 マイナンバー親に貰った名前ある 西浦和代
64 マイナンバー国に数字で束ねられ 西浦和代
65 マイナンバーもらい娘(こ)が待つ軽トラへ マミ・オータ
66 マイナンバー制度修正キリが無し 増田幸彦(京都)
67 マイナンバー流行り言葉に手続きを 谷崎和子
68 マイナンバー2万ポイントよく目立つ 谷崎和子

◆冠句 「あっさりと」 あっさりと踏み出す一歩戻る一歩  うっかり

1 あっさりと遺憾で済ます永田町 川崎オスカー(神奈川)
2 あっさりとGPTで奉灯句 川崎オスカー(神奈川)
3 あっさりとした味欲しくなる歳に 亀島敬司(平野)
4 あっさりと返しはできぬ運転免許 亀島敬司(平野)
5 あっさりと稲穂省きのご祭礼 南門木鶏(東京)
6 あっさりと昨日は昨日今日は今日 南門木鶏(東京)
7 あっさりと終ってしまった三連休 亀島賀陽子(平野)
8 あっさりと断られたるおもてなし 亀島賀陽子(平野)
9 あっさりと腕の太さで引き下がり ステラⅡ(大阪)
10 あっさりと終わるつもりがタンとミノ ステラⅡ(大阪)
11 あっさりと御縁流すも江戸育ち 谷崎アジヲ
12 あっさりと大会欠席叱る医者 谷崎アジヲ
13 あっさりと引かれる税金保険料 西のまっちゃん(牛輪)
14 あっさりと免許返納できません 西のまっちゃん(牛輪)
15 あっさりと言われてしもた「知らんけど!」 井上白頭
16 あっさりと孫に置き去りになる散歩 井上白頭
17 あっさりと行きたいものだあの世へは パーシモン・ヒデ(徳島)
18 あっさりと返してやれよクリミアを 新田将喜(大久保)
19 あっさりと漬物だけの田舎飯 新田将喜(大久保)
20 あっさりと割り勘にするpaypayで 西岡和義(徳島)
21 あっさりと免許返納妻乱心 魚返みりん(すだち)
22 あっさりと負けてほしいのプーチンさん LEEな犬(もじばな)
23 あっさりとした味付けになる齢 LEEな犬(もじばな)
24 あっさりと茶漬けで済ます昼ごはん 岡崎弘人
25 あっさりと吾がプロポーズ断られ 岡崎弘人
26 あっさりと断る話術標準語 西浦和代
27 あっさりと片付けられて愚痴れない 西浦和代
28 あっさりと結婚あっさりと離婚 西田卓玄
29 あっさりと移住を決めた同級生 西田卓玄
30 あっさりと認める事実文春砲 吉野敬子(すだち)
31 あっさりとした嫁の味足す醤油 吉野敬子(すだち)
32 あっさりと負ける戦禍は避けるべき 西浦冨夫
33 あっさりと日本(にっぽん)の味お漬物 新田博堂
34 あっさりとしているけれど良い男 新田博堂
35 あっさりと人生百年終わります 稲澤弘一(平野)
36 あっさりと言葉がおどる岸田さん 稲澤弘一(平野)
37 あっさりと棄権して見る夜のテレビ 藤倉美代子(音谷)
38 あっさりと落ちた候補のご挨拶 藤倉美代子(音谷)
39 あっさりとババの漬物ナスビ漬け 亀島考子(平野)
40 あっさりと短髪にした長い髪 亀島考子(平野)
41 あっさりと猿害の囲いあきらめて 藤本久吉
42 あっさりと孫の頼みに精を出す 湯浅ヒトミ(請ノ谷)
43 あっさりとトランプ負けて眠気増す 湯浅ヒトミ(請ノ谷)
44 あっさりと引き下がらない北のドン やすなり(鹿児島)
45 あっさりとした味付けで健やかに やすなり(鹿児島)
46 あっさりと白状せんでもなあ息子 安田建公(徳島)
47 あっさりと締めのラーメン昭和の世 安田建公(徳島)
48 あっさりと断られるかプロポーズ 森岡和美(加茂谷)
49 あっさりとこってりとならこってりで 西田昌玄
50 あっさりとソース醤油をケチる癖 西田昌玄
51 あっさりと別れてあげて!ストーカー 新田津岐美(大久保)
52 あっさりとお茶漬けサラサラまたむせる 新田津岐美(大久保)
53 あっさりと何でもすだち阿波育ち 水田友子(もじばな)
54 あっさりと詐欺に掛かるやお金持ち 水田友子(もじばな)
55 あっさりと切りたし切れぬ人の縁 大平純子(もじばな)
56 あっさりと抜け去る髪よさようなら 山田比呂子(もじばな)
57 あっさりと加齢ですねと医師が言う 山田比呂子(もじばな)
58 あっさりと当確が出る午後八時 西田一象
59 あっさりと塗り替えられる新記録 西田一象
60 あっさりと辞典削除もながら族 太田マユミ
61 あっさりと塩で決めよか鍋のシメ 太田マユミ
62 あっさりと欲に乗せられ泥の舟 マミ・オータ
63 あっさりと受けた言葉が重すぎた マミ・オータ
64 あっさりと地位は捨てても身は守る 増田幸彦(京都)
65 あっさりと負けてはならぬタイガース デフレおじさん(もじばな)
66 あっさりと断られるもやるせない 谷崎和子
67 あっさりと子から吉報伝えられ 谷崎和子

◆文句付け 「キラキラ」 炊きたてご飯  うっかり

1 心桜星(うらら) 井上白頭
2 嘔吐にモザイク 井上白頭
3 幼児の瞳 新田津岐美(大久保)
4 滝しぶき 新田津岐美(大久保)
5 さざ波 岡崎弘人
6 お星さま 岡崎弘人
7 金歯で口の中は宝の山 ステラⅡ(大阪)
8 藤井八冠 森岡和美(加茂谷)
9 一番星 谷崎アジヲ
10 ダイヤモンド 谷崎アジヲ
11 乱視で見た三日月 西浦和代
12 孫の瞳 西浦和代
13 木漏れ日 太田マユミ
14 甲子園の育三郎 太田マユミ
15 孫の目 やすなり(鹿児島)
16 殿中でござる! やすなり(鹿児島)
17 花かんざし 藤本久吉
18 湖面 藤本久吉
19 ミス日本 亀島考子(平野)
20 湖面のネオン 亀島考子(平野)
21 金(コン)チクショー 藤倉美代子(音谷)
22 将軍様 藤倉美代子(音谷)
23 ネーム 西田昌玄
24 小田和正 西田昌玄
25 姫シャガに朝露 西岡和義(徳島)
26 キラキラブルー 西岡和義(徳島)
27 「メイ!私たち風になってる!」 魚返みりん(すだち)
28 子どもたち 稲澤弘一(平野)
29 若さ 稲澤弘一(平野)
30 ダイヤモンドダスト 西田一象
31 マツケンサンバ 西田一象
32 金メダル 西田いくと
33 大谷・藤井 西浦冨夫
34 ひらめき 谷崎和子
35 幸せ 谷崎和子
36 婚約指輪 新田将喜(大久保)
37 三歳の瞳 新田将喜(大久保)
38 ISS LEEな犬(もじばな)
39 池の月 LEEな犬(もじばな)
40 星 湯浅ヒトミ(請ノ谷)
41 シャンデリア 湯浅ヒトミ(請ノ谷)
42 推し活始め 吉野敬子(すだち)
43 スパンコール 吉野敬子(すだち)
44 ギシギシ 南門木鶏(東京)
45 日本酒 南門木鶏(東京)
46 コガネムシ 西田卓玄
47 鳥除けテープ 西田卓玄
48 孫 パーシモン・ヒデ(徳島)
49 アレ パーシモン・ヒデ(徳島)
50 命名に規則 水田友子(もじばな)
51 月の道 水田友子(もじばな)
52 優勝選手の瞳 大平純子(もじばな)
53 若き日々 山田比呂子(もじばな)
54 夜光虫 山田比呂子(もじばな)
55 ウェディングドレスのスパンコール デフレおじさん(もじばな)
56 ゴールデンルーキー森下 デフレおじさん(もじばな)
57 甲子園球児の汗 マミ・オータ
58 クリスマスツリー 西田のあ
59 少女漫画の目 亀島賀陽子(平野)
60 ガラスの破片 亀島賀陽子(平野)
61 ルチャリブレ 亀島敬司(平野)
62 ディズニーランド 亀島敬司(平野)
63 同窓会にやってきた僕らのマドンナ 川崎オスカー(神奈川)
64 君の耳たぶ 川崎オスカー(神奈川)
65 少年の夢 安田建公(徳島)
66 デビューと大トリ 安田建公(徳島)
67 大谷と藤井に ひょうひゃく(千葉)
68 宵の明星 新田博堂
69 胸に勲章 新田博堂

◆文句付け   「しんどい!」 腰痛   うっかり

1 介護生活 吉野敬子(すだち)
2 体重 吉野敬子(すだち)
3 発熱外来待ち時間 亀島敬司(平野)
4 受験勉強 亀島敬司(平野)
5 草刈り 稲澤弘一(平野)
6 階段(辺川神社) 稲澤弘一(平野)
7 上司からの注文 西田昌玄
8 お局の機嫌取り 西田昌玄
9 ガザ・ウクライナの子どもたち 川崎オスカー(神奈川)
10 焼山寺・鶴林寺・太龍寺 川崎オスカー(神奈川)
11 あっち向いとけ! 井上白頭
12 なら、帰れ! 井上白頭
13 「就活ガチ勢」マウント 魚返みりん(すだち)
14 老人たちの職場に規律 ひょうひゃく(千葉)
15 家計簿 LEEな犬(もじばな)
16 宅配の人 LEEな犬(もじばな)
17 負けチームの応援 水田友子(もじばな)
18 物価高 水田友子(もじばな)
19 下手なオヤジギャグ 大平純子(もじばな)
20 ハイヒール 山田比呂子(もじばな)
21 やり直し 山田比呂子(もじばな)
22 ガソリン価格の高騰 デフレおじさん(もじばな)
23 睡眠不足で仕事 デフレおじさん(もじばな)
24 二日酔い 岡崎弘人
25 夜勤明け 岡崎弘人
26 逆恨みされた 西浦和代
27 今年の夏バテ 西浦和代
28 放置田の草刈り 新田将喜(大久保)
29 ほら吹きの相手 新田将喜(大久保)
30 やめろ 南門木鶏(東京)
31 独杯 南門木鶏(東京)
32 口ぐせ 新田博堂
33 骨折(ほねおり)損 新田博堂
34 娘たちとの会話 安田建公(徳島)
35 生酔いと二日酔い 安田建公(徳島)
36 洗い物 亀島賀陽子(平野)
37 二度手間 亀島賀陽子(平野)
38 頼まれた奉灯句 西納里人(西納)
39 二日酔い 森岡和美(加茂谷)
40 メシヌキ 谷崎アジヲ
41 当て外れ 谷崎アジヲ
42 ひとり「ぼうぜ」の寿司を食う 太田マユミ
43 減税とバラ撒き 太田マユミ
44 付き合い 増田幸彦(京都)
45 京都市内の一方通行 増田幸彦(京都)
46 災害の後片付け 亀島考子(平野)
47 駅伝のビリ 亀島考子(平野)
48 大阪万博 ステラⅡ(大阪)
49 一晩に三回 西田一象
50 明日が見えない 西田一象
51 あと10年は… 藤倉美代子(音谷)
52 お先に 藤倉美代子(音谷)
53 寝不足 新田津岐美(大久保)
54 やり直し 新田津岐美(大久保)
55 冬の雨 パーシモン・ヒデ(徳島)
56 宿題 パーシモン・ヒデ(徳島
57 早起き 藤本久吉
58 一生懸命 藤本久吉
59 農作業 湯浅ヒトミ(請ノ谷)
60 ダイエット 湯浅ヒトミ(請ノ谷)
61 真夏の草刈り やすなり(鹿児島)
62 減税と言いながら実質増税 やすなり(鹿児島)
63 伝票処理 西田卓玄
64 売り上げ目標 西田卓玄
65 腹ペコ 谷崎和子
66 口ぐせ 谷崎和子


    【選者紹介】  

うっかり

  昭和五十七年生まれ。徳島県在住。ひまわり俳句会会員。
  俳句雑誌奎同人。俳人協会会員。現代俳句協会会員。
  第二回全国俳誌協会新人賞準賞
  第五回阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞受賞小説「湿り」
  第十回北斗賞佳作。
  第一回ブンゲイファイトクラブ本戦出場。
  超結社のすだち句会を運営。
  代表句   
はつ秋の欅になれる気がしている     
跳ぶバッタ風に押されて戻りけり      
凍星や岩に軍手の置かれあり      
クリスマスケーキの箱をたたまねば     
どなたとも知らぬ家から初日の出 

   【選評】 うっかり
<今年の三傑> 

★湖に月ちやうど小舟のさしかかり 藤白真語(すだち句会)
小舟が出ているので真っ暗というわけではなさそうですね。それも月光を頼りに出ているのでしょうか。湖に月が写っているのでしょう。そこに小舟が来たことで水面が揺れ、湖面の月も揺れている景色だと思います。舟が進む音も水の音も聞こえてきそうです。また月がはっきり見えるように水面が落ち着くまで湖面でじっと眺めていたくなりそうです。落ち着きのあるとても良い句だと思います。

★鈴虫が黄金の鈴を振りて居り    新田将喜(大久保)
鈴虫の泣き声を黄金の鈴と捉えたのは素晴らしいと思います。草むらの中で鈴虫が鈴を振っているのだと思うとおかしくなってきますね。落ち着きがありながらも微笑ましい印象です。このような感性で物事を捉えていくといろいろと発見がありそうです。


★泣けぬ虫はおいでよ一杯やりましょう   藤倉美代子(音谷)
俳句としてリズムが悪く、推敲できる箇所を残しているため惜しい気もしますが内容がとてもいいです。鳴く虫はまだ表現できているから良いのでしょうね。泣かぬ虫、つまりは鳴かない虫は何も言えずに我慢しているとみているのでしょう。その虫たちに寄り添って一杯やりましょうと誘う視点に温かみを感じます。

    <那賀町朴野・龍王神社祭礼 句づくりの里〉

□総評 今回はレベルが高かったですね。俳句ではいくつかうなる句があり、選をしていて楽しかったです。「月光のひたひたひたと打つ棄て家」の「ひた」の使い方や「満月や母の笑顔の見えて来る」の満月に想いを託している点がとてもよかったです。
また、冠句や文句付けでも楽しませて貰いました。また来年も選をさせてもらえるのを楽しみにしています。ありがとうございました。 

     【編集後記】

無理を申し上げてたくさんの皆様のご奉献をいただき今年もなんとか「奉灯句」の伝統行事を続けることができました。作品をお届けいただいた氏子の皆さんをはじめ、近在、遠方、ネット、各句会の皆様に心からの感謝を申し上げます。
また毎年選句の労をとっていただいているうっかり様のご尽力が無ければこれだけの句集はできなかったと思います。深甚なる敬意を捧げます。とにかくなんとか続けてゆくというのを最優先にしておりますがもし改善策などございましたらアドバイスをお願いします。なお今年から佳作を10句に増やしました。また来年も力作をお寄せいただきますように    (事務局) 

入選の皆様おめでとうございます
選に漏れた皆様には来年度の入選を期待しています
本当にありがとうございました
全ての作品を朴野龍王神社に奉献させていただきます
また来年もよろしくお力添えいただきますように

龍王神社奉灯句保存会
〒771-5412 那賀郡那賀町朴野字西曽根9西田方   
 「朴野龍王神社奉灯句」https://blog.goo.ne.jp/zounohitofumi8722

  tel 0884-62-0860
mobile 090-1576-8457
  e-mail zounohitofumi@gmail.com

(レイアウトがうまくできていません。お詫び申し上げます。パソコンの場合は画面のズーム倍率を少し上げてもらうと少しは見やすくなります。)  

    





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奉灯句募集締め切りました

2023-11-13 21:11:43 | 日記
奉灯句の募集を11月12日で締めきりました
たくさんの皆様から投句頂きました
ありがとうございます

これから選者さんに入選作の選句をしていただき11月22日~23日の
朴野龍王神社の秋の大祭の時期に入選作および句集をこのブログにて発表させていただきます

また11月22日の宵宮から23日の本祭り終了まで境内に入選作を書いた行灯を吊るして
ご披露する予定です
またお時間があればお立ち寄りください



夏の小祭りの様子
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