年金だけ生活(53歳から無職)

53歳に最後の会社を辞職してから62歳まで無職。今はけっこう楽な年金人生歩んでる毎日をつらつらと。

壊して、そして次へ(高木菜那選手)

2022-02-16 06:23:52 | 63歳現在の年金生活

北京五輪で昨日の夕方に行われた女子団体スケート(パシュート)決勝。

最終コーナーで高木菜那選手転倒で金を逃したニュース。

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一番つらくて悲しいのは本人に決まっています。

平昌五輪の金から連覇を信じて努力し続けた4年間。それが「金」という最高の結果に結びつかなかった残酷さは、観ている私たちよりも、高木菜那選手本人が一番感じているはず。

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zumeoが三カ月かけて一冊の本から切り出して作ったペーパークラフト「空也上人像」です。

高さ60cmの紙の立像は、想像以上に苦戦しました。

膨大な切り出し。

遅々として進まない組み立て。

複雑で根気のいる立体造形と接着。

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高木菜那選手の努力には遠く及びませんが、「何かを形にしたい!」という思いは同じはず。

 

…でも、何かの形になってしまえば、それはすぐに過去の思い出。

 

zumeoは自分の過去の思い出を、しばらく飾ってから燃えるゴミの袋にin!

次は「阿修羅像」に挑戦するか!

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高木菜那選手にとっても、

今回の銀が「努力の結果」ではなく、「通過点のモニュメント」でありますように。

 

前へ進みまっしょい!

壊して、そして次へ!

 


一日1.5食(主食なし)

2022-02-15 15:39:22 | 63歳現在の年金生活

年金生活だからではないのですが、わが家は1日1.5食(主食なし)生活を10年以上続けています。

そして、わが家には炊飯器がありません。ご飯食べたいときはパックでチン。

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【朝食=0.5食】主食なしの野菜・味噌汁(インスタント・アオサ・アゲ玉)・納豆(ごま、カチリ)・自家製ヨーグルト100g

10年以前は8枚切りトーストを1枚加えていたのですが、次第に1/2枚1/4枚と減り続け、

今の「主食なし朝食」に落ち着きました。体が自然にそうなったというのが現実です。

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【昼食=1.0食】主食なし。「クズ野菜のきんぴら」、「アジの干物焼」、「大根と人参の鶏手羽圧力鍋煮」、「ハンバーグの自家製トマトソースがけ」。

2割残り物、6割冷凍。昼食1回につき3品はそろえるようにしています。

ごはんやパン、麺類もたまには食べますが、だいたい9割はおかずのみ。

ちなみに今日はすべてzumeo作。妻は大河ドラマをビデオ鑑賞中。だれがやっても、やらなくても、自由気ままに生きてます。

面倒くさいときはピザや牛丼のテイクアウトもアリ。とにかく妙なルールは作らないのがルール。

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きんぴらの主原料は、大根や人参をピーラーでむいた皮を冷凍してためたもの。

これにこんにゃくと油揚げをきざんで、めんつゆとごま油で炒めていっちょ上がりぃっ!

「とにかく無駄なく食材を使い切る」がモットーです。

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これでzumeoの一日の食事はおしまい(夕方は食べません)。

芸能人の方でも福山雅治さんとかタモリさんとか、一日1食ちょっとという方いますね。

慣れちゃうとこれで充分。無理はしないで、自然にこうなりました。

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63歳年金生活夫婦のリアルな食生活でした(別にオススメではありません)

※1ヵ月の食費は3万円ですが、いよいよ困窮したら主食を加えれば1万円でやれる気がしています。


年金振込日におもう

2022-02-15 06:10:01 | 63歳現在の年金生活

本日が年金の振込日です。さっそくアプリで朝方にチェック。

「新国民年金 コウセイロウドウショウ」93.782円

1ヵ月分だと46.891円。これが63歳zumeoの月々の年金額(国民年金のみ)です。

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65歳になった時点で、ここに厚生年金が加わり月々約108.000円支給。

これが老いたときのzumeoの生活費。むろん足りていません。

53歳で会社を辞めて国民年金にしたツケがばっちり金額に出ています。

資料によれば厚生年金を受け取れる方の受給総額のボリュームゾーンは、

17~20万円(国民年金+厚生年金)だそうです。

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ただし、若いころから積み立てていた「私的年金」が死ぬまでここに月7万円足されます。

合計178.000円

これがzumeoが単身になった時にもらう総額。これで足りるのかな?

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総務省の令和元年「家計調査」における、60歳以上の1人暮らし世帯の生活費資料によれば

15万円強…ってことは178.000円だとセーフか…

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でも、ここに重い病気や入院などが加わったり、ふいに家や家電が壊れたりしたら、

そうそう計画通りにはイカンよなぁ。。

 

 

…ま、先のことをいくら心配しても仕方ないか。死んだらすべてチャラになるんだしねぇ。。明日死ぬかもしれんしねぇ。。

 

結局、俺はなにを恐れて、なにに身構えているんだろ??

 


53歳(完全リタイア1年目)

2022-02-14 05:35:42 | 53歳〜62歳の無職生活

2011年(完全リタイア1年目)

53歳で会社辞めて完全リタイア。

そんな結論に達したzumeoは、さっそくン十年も勤めた中小企業に「辞職届け」を提出しました。「辞職願」ではなく「届け」にしたのは、「一方的に辞めます」という決心のあらわれだったと思いますが、会社にはまったく引き止められず、すんなりと退社。結局、凡人が一人いなくなろうと組織は粛々(しゅくしゅく)と回っていくものです。

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時を同じくして、妻も定年退職を迎え2人して無職生活。

(妻の退職記念でバラ100本とコース料理)

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ここから7年間は妻の年金と今までの蓄えで生きて、人生を楽しむ計画です。まずは壊れた腰を数カ月で日常生活ができるくらいに治して、それから「仕事のない夫婦2人暮らし」のペースに慣れる努力をしました。

…そうです。「完全リタイア生活」で一番やっかいなのは、実はお金の問題ではなくて「働かないで暮らすペースに、いかに早く慣れるか」なのですね。幸いzumeoはサラリーマン生活の途中で何回かプー太郎も経験しましたので、人は完全無職生活でどんな心理状態になるかを経験していました。ひとことで言えば「社会に参加していない不安感」です。これが意外と厄介でして、慣れるのに数年…いや、一生慣れない方もいるらしい。

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しかし生来がグータラのzumeo、加えてプーの時にある程度耐性みたいなものができていましたので、難なく無職初年度を過ごしました。これが、「会社命、仕事命」で定年を迎えた方だと、かなり心のペースをつかむのが難しい方が多いと思います。だから、別にやりたくもない趣味を作ったり、興味のない家事に取り組んだりと涙ぐましい努力をしたがるのがこの時期らしいです(女性は比較的それがない傾向ですが)。

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朝ゆっくり起きて、ゆっくり朝食をとり、ゆっくりニュースや朝ドラを見る。10時のお茶を飲んで妻と談笑。寒い時期でなかったら軽いウオーキングをしたり、ネットで調べものをしたりしているとすぐにお昼。料理は7:3でzumeoがやりますので下ごしらえから完成まで、手早く、手抜きで。

午後はニュースを観てから現役時代からの趣味であるペーパークラフトなどポツポツと(3カ月くらいかかります)。15時には軽くお茶して、リーマン時代にはできなかった昼風呂を楽しむ。夕方からは料理の下ごしらえをして夕食。お酒を飲んだり、ネットで映画を観たり、撮りためたTV録画を再生したり…個人の生き方の違いが大きいですが、zumeoの場合は妻という同環境の話し相手がいたためもあり、意外に1日は快適に過ぎていきました。

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なんといっても週末のうれしさはなくなりますが、日曜の「笑点」のころから始まる「明日から…仕事かぁぁぁぁ」という絶望感から解放されるのは、とてもキモチいい!

(2011/04 古いネット仲間とのオフ会などもたのしみました)

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…とまあ、こんな感じで初年度の最初から生活のペースをつかんだので、腰が治った2011年後半から妻との旅行などを織り込むことにしました。

※次回「続・53歳(完全リタイア1年目)」へ続く。


クレカはアナログ管理

2022-02-13 14:09:49 | 年金暮らし節約術

前回、あまり詳しい家計簿はつけないと書いたzumeoですが、だからといってすべてがアバウトで良いという話ではありません。特にクレジットカードの支払いについては長年頭を痛めてきました。

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今、メインに使っているクレカは「楽天カード」。一番大きな理由として公共料金や光熱費などをクレジット払いにすると、それだけで年間20.000円相当ほどの楽天ポイントが付くということ。加えて、最近は田舎のスーパーなどでもクレカ支払いができるので、食費や生活費の8割以上もカード支払いできます。

 

しかし、ここで問題になるのが「クレカの使い過ぎコントロール」の問題。なんでもかんでもクレカで支払うと、「今、自分がどのくらいの買い物をしているか」がものすごくわかりにくいのです。

もちろんクレカの使用状況はネットで確認できますが、記載されるまでにタイムラグがありますし、店によって決済日が違うので「今月何にクレカを使ったのか」を知るのは至難の業です。

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何年かこの問題に悩んだ末にzumeoが現在使っている方法が、下記。

【クレカのアナログ管理方法】

■年金振込と同じ期間(2ヶ月)分のクレジット払い記録を日々アナログ記載する。

■「C」にはクレジットで買い物をしたときの明細と総計を記載。

■「A」には現金で補填した分(自宅の専用財布に入金)を記入。

■「B」にはセブン銀行口座に「クレジット支払い分」として入金した分を記入。

■2ヶ月に1度の締め日に「A+B」の金額を合算して引き落とし専用口座に入金。

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非常にアナログな方法(しかも字が汚いw)ですが、これをやりだしたらクレジットカードの使い過ぎはピタリと止みました。なぜなら、クレカを使うたびに現金を支払っている感覚になるからです。

 

例えば「ネットフリックス」の定額料金は980円ですが、これをクレカで支払うとついついノーガードで口座から引き落としてしまいます。しかし、毎月1日に紙の用紙に「ネットフリックス料金980円」と記載して、それに見合う現金(生活費から出す)を別財布に入れておけば、自然と「なんだかわからないけど今月のクレカ代は高かったな」という混乱は生じません。

 

たとえば、家の財布に5万円もクレカ代がたまるようでしたら、セブン銀行に5万円預金してその額を現金「A」から「B」に記入しなおせばOK。毎日クレカで買うものなど、そう多くはありませんので、これで煩雑なクレカで無駄なものは買わず、しかも楽天ポイントが貯まる…という遠回しですが確実な節約方法です。