年金だけ生活(53歳から無職)

53歳に最後の会社を辞職してから62歳まで無職。今はけっこう楽な年金人生歩んでる毎日をつらつらと。

クレカはアナログ管理

2022-02-13 14:09:49 | 年金暮らし節約術

前回、あまり詳しい家計簿はつけないと書いたzumeoですが、だからといってすべてがアバウトで良いという話ではありません。特にクレジットカードの支払いについては長年頭を痛めてきました。

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今、メインに使っているクレカは「楽天カード」。一番大きな理由として公共料金や光熱費などをクレジット払いにすると、それだけで年間20.000円相当ほどの楽天ポイントが付くということ。加えて、最近は田舎のスーパーなどでもクレカ支払いができるので、食費や生活費の8割以上もカード支払いできます。

 

しかし、ここで問題になるのが「クレカの使い過ぎコントロール」の問題。なんでもかんでもクレカで支払うと、「今、自分がどのくらいの買い物をしているか」がものすごくわかりにくいのです。

もちろんクレカの使用状況はネットで確認できますが、記載されるまでにタイムラグがありますし、店によって決済日が違うので「今月何にクレカを使ったのか」を知るのは至難の業です。

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何年かこの問題に悩んだ末にzumeoが現在使っている方法が、下記。

【クレカのアナログ管理方法】

■年金振込と同じ期間(2ヶ月)分のクレジット払い記録を日々アナログ記載する。

■「C」にはクレジットで買い物をしたときの明細と総計を記載。

■「A」には現金で補填した分(自宅の専用財布に入金)を記入。

■「B」にはセブン銀行口座に「クレジット支払い分」として入金した分を記入。

■2ヶ月に1度の締め日に「A+B」の金額を合算して引き落とし専用口座に入金。

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非常にアナログな方法(しかも字が汚いw)ですが、これをやりだしたらクレジットカードの使い過ぎはピタリと止みました。なぜなら、クレカを使うたびに現金を支払っている感覚になるからです。

 

例えば「ネットフリックス」の定額料金は980円ですが、これをクレカで支払うとついついノーガードで口座から引き落としてしまいます。しかし、毎月1日に紙の用紙に「ネットフリックス料金980円」と記載して、それに見合う現金(生活費から出す)を別財布に入れておけば、自然と「なんだかわからないけど今月のクレカ代は高かったな」という混乱は生じません。

 

たとえば、家の財布に5万円もクレカ代がたまるようでしたら、セブン銀行に5万円預金してその額を現金「A」から「B」に記入しなおせばOK。毎日クレカで買うものなど、そう多くはありませんので、これで煩雑なクレカで無駄なものは買わず、しかも楽天ポイントが貯まる…という遠回しですが確実な節約方法です。


家計簿はつけない

2022-02-13 06:16:36 | 年金暮らし節約術

53歳から無職になったzumeoですが、以来ずっと続けている節約法の1つとして「家計簿はつけない」ことがあります。

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実は無職の初期には家計簿アプリをつけていたのですが、これって結局「予算を決めて1円単位の数合わせをする無駄行為」じゃかいかい?しばらくして、そんなことを考え始めました。

 

例えば「食費」、「被服費」、「交際費」など細かい項目と予算を決めて日々の消費をそこに割り当てる行為に、どれだけの意味があるのだろう?

もっとアバウトに全体のお金の流れを管理できないかな?

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で、生み出したのがこれです(画像はダミー)。

zumeoオリジナルの「Googleファイル管理法」

仕組みは簡単で、無料のGoogleファイルに大まかな予算を書き込むだけ。

ファイルはクラウドでリアルタイムに保存されますから、数字を変えるとPC、タブレット、スマホなどに共通して反映されます。例えば「一週間の生活費15.000円」と決めて記載。スーパーで食費以外の買い物を1.000円すれば、「生活費」は14.000円と書き換えます。

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あとは「生活費」/「食費」/「セブン銀行預金内訳」/「シティバンク預金内訳」などの予算項目を並べて、お金が動いたときにそこから引くだけ。つまり使った内容は記載せずに「各予算(または預金)の残高を把握する」ことだけを目的としたシートを1枚作るだけで、お金の管理は充分にできています。

 

実際、家計簿を使って毎日お金の管理をする行為は「毎日書き込みと収支計算が煩(わずら)わしい」ことと「このお金はどの項目に割り当てよう」と悩むことが、大変な無駄を生んでいるのではないでしょうか?そして、一番の問題は「過去の消費を振り返っても、大して参考にならない」という事実です。

 

「今月は交際費が多かったから来月は控えよう」と考えても、来月は来月の交際がありますし、久しぶりの友人とバッタリ会ってランチ…などということもよくあります。つまり「〇〇費」は、大まかな設定はすべきですが、生きているとそんな計算通りにお金は流れないと考えた方が、お金の管理はしやすいとzumeoは考えています。

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結論として、家計の管理で一番大事なのは「いくら使ったかの把握」ではなく「いくら残っているかの把握」。それを「簡単に、単純に、どのネット端末でも共通で記録できるか」を追求した結果、私的に今の「Googleファイル管理法」にたどり着きました。この方法で長年やっていますが、とりあえず財政破綻もしませんし、家計簿に気力と時間を取られることもありません。そして無駄遣いの暴走ということも起きないのが現実です。