なだらかな坂道を登ると大きなゆるいカーブを曲がってUターンになる。この道は不思議な道で、めったに車も人も通らない広々とした道。おなじみの税金無駄遣いの道だと思うけれど、私はこの道で自転車を覚え、単車に慣れ、子供もこの道で自転車の練習をした。私たちには疑問を持ちながらも結構な?道。
田は整然と早苗が植えられていて、いつものことだけど本当に感心する。なんて美しく植えるのだろう・・。どんなに歪な形の田圃であってもきれいに並べて植えられている。アメリカ人が庭の芝生にこだわるように、ヨーロッパの人が窓辺を花で飾るように、日本人は田圃を景色としてこだわっているんだろう。
決して収穫だけが目的で終わらない、これって精神的な豊かさだと思う。美意識かな・・。姉妹に聞いたことだけど、彼女が自分の田で不慣れな植かたをしたとき、本職のお百姓さんに植え直されたと聞いて一緒に笑った。それほどのこだわりがあるんだ。
鮮やかな緑に惚れ惚れと歩いていると、アザミの花の間にホタルブクロの花を見つけた。これは2、3本手折って帰って小さな花瓶にポンと投げ入れよう。ウグイスがごく近くで「コッチコイ」「コッチコイ」と鳴いている。今頃のうぐいすは私にはこう聞こえてしまう。
私は今、この言葉を思いめぐらせている。このことはすごい望みであり、課題でもある。
「肉の弱さと卑しさこそ御霊の働く領域です。・・個人ばかりではなく、教会全体としても、御父の定められたもの、御子の得て下さったものを肉に宿しているキリストの手足である者たちの中に実現するのは、ただ聖霊の不断の仲介と活動によるのです。・・・しかし、これは願い求め、期待し、信じ、望むのでなければ来はしません。」「キリストの御霊」より
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