イエス・キリストのしもべであり、ヤコブの兄弟であるユダから、父なる神にあって愛され、イエス・キリストのために守られている、召された方々へ。
どうか、あわれみと平安と愛が、あなたがたの上に、ますます豊かにされますように。(1~2)
かっては家族の中でイエスを信ぜず、高いところからものを言っていた(ヨハネ7:3~5)ユダが、イエスの兄弟である事実さえ遠慮して、しもべと名乗っていることに彼の霊的な成長がよくわかる。
「わたしの母とはだれですか。また、わたしの兄弟たちとはだれですか。」
それから、イエスは手を弟子たちのほうに差し伸べて言われた。「見なさい。わたしの母、わたしの兄弟たちです。(マタイ12:48~49)
肉の家族が家族なのではなく、霊の家族こそが真のキリストの家族であることを話されたことを思い出し、ここで彼がイエスの真の兄弟となっていることがわかる。
大切なのは霊の救いによる神の家族とされることである。誰であっても、キリストを信じる信仰によらなければ救いはないのだ。