「しかし、今は、財布のある者は財布を持ち、同じく袋を持ち、剣のない者は着物を売って剣を買いなさい。(ルカ22:36)
これからは弟子たちは成長し自分にあるすべてを用いて、みこころを行うようになる。残して置くものは何も無いのだ。
そしてそのうちのある者が、大祭司のしもべに撃ってかかり、その右の耳を切り落とした。
するとイエスは、「やめなさい。それまで」と言われた。そして、耳にさわって彼をいやされた。(ルカ22:50~51)
ペテロは、イエスさまが「着物を売って持ちなさい」と言われた剣で、イエスさまを捕らえに来た敵を討った。武器の使い方としては正当な用い方である。「此処で使わないで何処で使うの」である。
イエスは彼に言われた。「剣をもとに納めなさい。剣を取る者はみな剣で滅びます。(マタイ26:52)
このことから、イエスさまが買いなさいといわれた剣は武器ではなく、すべてを差し出して受け取るみことば、ロゴスとレーマであることがわかる。それは人を殺すものではなく、生かしていのちを与えるものなのだ。
救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。(エペソ6:17)
着物は身を守り、恥を覆い、立場を現すものでもある。
それらに代えて剣を買いなさいといわれたことは、キリスト者はみことばによって身を守られ、恥は洗われ、立場もみことばを語ることによって主張するのである。
「神のことばを受け取りなさい」は、毎日命のある限り続くこと。着物を着ない日がないように、御霊の準備してくださったみことばを身につけるのである。
最新の画像もっと見る
最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事