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石ころ

雪の大晦日


雪の大晦日はシンと静まって物音一つしない。まるで陸の孤島にいるみたい・・
今日は、朝からチラチラと降り初めて、その後一日中小止み無く降り続いている。
だから主人が飛び出して行ってせっせと雪かきをしても、その形跡があっという間に消し去られるに至って、流石にさじを投げてしまった。
そして雪はすべてを真っ白に覆って、ただ、しんしんと降り積もっていく・・。

最近は滅多に雪さえ降らなかったから、このような大雪は昔の記憶にはあるけれど・・本当に驚き。
それに、今日は息子が徹夜のメンテナンスがあり出社。毎年のことだけれど今年はちょっと気の毒、頑張れ!と心の中で言うばかり。まあ、彼は淡々と出て行ったけれど・・。


私は例年のごとく、せっせとおせちを作ってはお重に詰める。
鍋の中、金時人参のねじり梅、☆切り椎茸、レンコンにゴボウ、亀甲の小芋・・とても綺麗で、日本の食文化や・・って、ひとりで悦に入っている。

大根なますには、人参のしっぽで小さな梅を刻んで散らす、これは私のオリジナル。今年はじっくりと出汁をとったので、大根もこんにゃくも味がよく染みると美味い。大根は夕食にかなり食べてしまった。もう少し作っておけば良かった・・。

叩きゴボウや黒豆は多めに作るけれど、その他の煮物はお重に詰める分だけしか作らないことにしている。捨てるのが嫌だから・・。
だからチマチマと五つきれとか六きれとか、面倒くさい手間を掛けるわりに一口でなくなったりしてしまう。

おせちってよく考えられていると思う。本当に日本の食文化の集大成。ヘルシーで繊維質もたっぷり。彩りも美しいし、バランスもよい。
でも、数の子だけは高コレステロールが恐くて要注意。主人や息子は好きだけど少なめに買うようにして、お重にも多くは入れないように注意している。

有頭エビにだし巻き玉子、紅白のかまぼこ、花切り酢蓮に矢羽根蓮、棒鱈に昆布巻き、ぱりっと仕上げた田作・・私はこの田作が得意!我が家はお正月でなくても、家族が好きだから時々作る。

アッそうか!私がお正月が好きなのは、このおせち作りが楽しいからかもしれない・・そんなことを今、書いていて気づいた。
まあ、それも家族が元気で美味しそうに食べてくれるから。本当に主のお憐れみに感謝するばかり。

信仰について、この一年を・・と考えていたけれど、未だ途上にあって締めくくれない。だから、無理に締めくくらないことにした。今日に続く明日があるばかり。
たとえ、どんなに家事に追い回されているときさえも、主の存在をほんわかと感じている。日常の中で、時にみことばの鞭がピシッと飛んでくることもある。だから、今はそれでいい。

皆様。主と共に良いお年を!


「あなたは若かったときには、自分で帯を締めて、自分の歩きたいところを歩きました。しかし、年をとると、あなたは自分の手を伸ばし、ほかの人があなたに帯をさせて、あなたの行きたくない所に連れて行きます。」(ヨハネ21:18)

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