精霊の宿り

BlogTop↑↑ 夜が来て、花は二つの花びらを閉じ、すべてを隠してしまうのだ。

自明の信頼と清潔な無関心

2014年11月09日 06時06分44秒 | PoemStation 過去ログ
ちゅうたしげるの
PoemStation
2006年11月3日(金)




・・・・「ノート 水鳥のいる公園」・・・・

・・・互いに相手の存在を知覚しながら、
しかも支配することもされることもない、
傷つけることも傷つけられることも、
脅やかすことも脅やかされることもない、
自明の信頼と清潔な無関心とに支えられた、
他の生命と自分との理想的な関係というもののありようが、
眼に見える距離と運動、さらに空気のなかの
さまざまなディティールをもって確かめられる・・・

水鳥のいる公園-----
それは、この世でもっとも静まりかえった場所である。

(山口泉『星屑のオペラ』P89、1985年)





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