自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

清流熊野川沿いを遡り入鹿温泉へ

2024年05月16日 | 関西の旅・社寺・庭園・城
くじらの博物館を午後5時前に出て、新宮市から国道168号線を熊野川沿いに湯峯温泉方面に進みます。途中で狭い道の続く311号線に入り、三重県熊野市紀和町にある、この日の宿 入鹿温泉 (いるかおんせん) に向かいます。


この道は、川湯温泉・渡瀬温泉・湯の峰温泉へと続く国道168号線ですが、途中で国道311号線に入り熊野市へ向かいます。
川湯温泉は冬場に熊野川の支流大塔川が仙人風呂となり、わたらせ温泉は広い露天風呂で、湯の峰温泉は日本最古の湯として知られています。



北山川に架かる瀞大橋を渡ってきました。


この日の宿・三重県熊野市紀和町小川口の入鹿温泉瀞流荘です。



宿周辺の風景です。






トロッコと湯ノ口温泉(2009年8月撮影)
瀞流荘の敷地内を元鉱山を走り、入鹿温泉と湯ノ口温泉の二つの温泉を結ぶ観光トロッコが走っているのですが現在は運休中です。
ここを訪れるのは実に25年ぶりです。その時はトロッコに乗って湯ノ口温泉まで行き日帰り入浴しました。
背を低くしないと乗れないほどの小さなトロッコです。また、川舟での瀞峡めぐりや飛地の村・北山村、十津川村などもめぐりました。



湯ノ口温泉
写真は25年前に撮影したものですが、パンフレットは最近のものです。




瀞峡 (どろきょう) めぐり (2009年8月撮影)
瀞峡はウォータージェット船と川舟でめぐるコースがありました。居合わせたご夫婦に最低4人いないと川舟に乗れないので、ご一緒しませんかと声をかけていただき一緒にめぐりました。当時1,250円/人でしたが今は3,000円/人の完全予約制で前日までに予約しないと乗れないようです。

川舟
熊野川の右岸が和歌山県、左岸が三重県です。


ウォータージェット船

飛び地の村 北山村 (2009年8月撮影)
和歌山県でありながら、三重県と奈良県に囲まれ、和歌山県のどの市町村とも隣接しない特殊な位置にある北山村は、日本でただひとつの「飛び地」の村です。秘境と呼ばれています。
東西20km、南北8kmの小さな村は、面積の97%は山林で、清流北山川での観光筏下りやラフティングが大人気です。


道の駅 おくとろ」は、アウトドアやスポーツ、温泉施設、宿泊施設等北山村をまるごと楽しめる北山村観光の拠点となっています。


25年前には、下のコースで紀伊半島の中央部を回りました。このコースも温泉や自然がいっぱいで魅力的なところです。別の年には奈良県の黒滝村や天川村等を含めて和歌山県の高野山、花園村、龍神温泉、しみず温泉、那智の滝等々を回っていて、紀伊半島の内陸部には何度か足を運んでいます。中には「日本三大酷道」と呼ばれる国道425号線も通っていて、狭い道路も多く走行には神経を使うところも多いです。ちなみに「日本三大酷道」とは、長野〜岐阜〜福井を結ぶ国道418号、四国を横断する439号、そしてこの425号とされています。国道だから大丈夫だろうと入り込んで、あまりの狭さに途中で引き返したこともあります。将来は和歌山県新宮市から奈良県五條市までの紀伊半島の中央を貫く地域高規格道路「五條新宮道路」の計画があるようです。


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