新古今和歌集の部屋

雑歌中 良経 関路秋風2 筆者不明コレクション



〇〇中納言〇〇

 後亰極攝政前太政大臣

人すまぬ不破の

  せきやのいた
        し
 あれにしのちは

   たゞあきのかぜ



新古今和歌集 巻第十七 雜歌中
 和歌所の歌合に關路秋風といふことを
             攝政太政大臣
人住まぬ不破の關屋の板びさし荒れにし後はただ秋の風

読み:ひとすまぬふわのせきやのいたびさしあれにしあとはただあきのかぜ 隠

意味:人が住まなくなった不破の関の板の庇に、すっかり荒れてしまった後は、ただ秋風だけが寂しく吹いている

作者:藤原良経ふじわらのよしつね1169~1206關白九条兼実の子。後京極殿と呼ばれた。新古今和歌集に関与

備考:和歌所影供歌合。歌枕名寄、新三十六人歌合、定家十体、美濃の家苞、常縁原撰本新古今和歌集聞書、新古今抜書抄、新古今注、九代抄、九代集抄、聞書連歌、古今和歌集抄出聞書(陽明文庫)


筆者不明

平成29年12月5日 點參參
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