新古今和歌集の部屋

前田家本 方丈記 世中の有り難2 挙げて数ふべからず

かそふへか□す。□しをのかみ□

して権門の□□におるはふか

くよろ□□事あれともおほ

きにたのしむ事あたはず。な

けき切なる時もこゑをあけ

てなくことなし。進退やすからず

たち□につけておそれおのヽ

く事たとへはすヽめのたかの

すにちかつけるかことし。もしま

注:□はかすれにより見えなくなったもの。 


数ふべか□す。

□しおのが身□して権門の□□におるは、深くよろ□□事あれども、大きもおほに楽しむ事あたはず。

嘆き切なる時も声を上げて泣くことなし。

進退やすからず、立□につけて、恐れおのヽく事、例えば雀の鷹の巣にくけるか如し。もし貧

 

参考 大福光寺本

不可計。

若ヲノレカ身カスナラスシテ権門ノカタハラニヲルモノハフカクヨロコフ事アレトモヲホキニタノシムニアタハス。

ナケキセチナルトキモコヱ ヲアケテナクコトナシ。

進退ヤスカラスタチヰニツケテ ヲソレヲノゝクサマタトヘハスゝメノタカノスニチカツケルカ コトシ。若マ

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