みんなが知るべき情報gooブログ

脱原発、反戦、平和、健康情報!トランプ大統領誕生を早くから支持!プーチン大統領は2016年から支持!記事に!

異常な行動が普通になる【アウシュビッツと原発再開「切迫した集団心理」の狂気】政府とある国民

2013-01-01 18:20:47 | 脱原発
異常な行動が普通になる【アウシュビッツと原発再開「切迫した集団心理」の狂気】政府とある国民

……日本の政府、経済界、マスメディア、一部の学者など
……極めて異常!!を感じていましたが。
……武田邦彦氏が、この異常について一つの回答を。。

■アウシュビッツと原発再開・・・「切迫した集団心理」がもたらす狂気

■「被曝が危険だといっている武田は何だ!」と
■叫んでいるのを見て哀しくなりました。

■今から70年ほど前、戦争が終わった頃、
■あれほどアメリカを憎み、戦争を賛美した人たちが
■保身のために新政府の要人に身の安全を頼む醜い姿を思い出します。

■(事故後)原発は安全である。被曝は問題ない。法令は守らなくても良い。
■大臣が決めた事故時の基準など無いも同然だ.
■外国のNPO(ICRP)が日本の法令に優先する.危険でも原発を再開しろ。

■知識人がそれまでの信念を捨てて電力にすり寄った原因の一つは、
■「福島の人が病気になるのだから、俺には関係がない。
■それより少しでも経済が停滞する方が俺には問題だ」
■という思いが心の底にあるのでしょう。

■福島の人の健康より、自分の所得が
■1万円でも減るのが困ると思っているのでしょう。

■事故の前は「放射性物質」というと
■とにかく避けようとしたものですし、
■連続的にレントゲンを10回もとるというと、
■「そんなことできるかっ!」と激しく言った人が、

■原発事故の後は子どもたちに1年400回のレントゲンを
■心配するお母さんに「ヒステリー」と非難するようになったことで す。
■その典型が朝日新聞です。

■ナチス時代のドイツで行われたアウシュビッツの虐殺などは
■「ドイツ人独 特」と考えられていましたが、
■戦後、アメリカで心理学的な実験が行われ、

■「切迫した環境の中では人間は集団的になんでもするようになる」
■ということが実証されました。

■つまり普段なら絶対にしない残虐行為や信念に反する ことでも
■「上司の命令」ならすぐできるというものです。

武田邦彦ブログより
……………………………………

■総括:アウシュビッツと原発再開・・・「切迫した集団心理」がも たらす狂気

「tdyno.33-(11:25).mp3」をダウンロード

年を終わるに当たって、どうしても
解決しておかなければならないことがあります。

それは、福島原発事故が起こって以来、
「なぜ、これまで政府、法律、権威、官庁の指導等を重んじてきた人たちが、
ほぼ1、2年で自由奔放な考え
(被曝について、これまで自分が行ってきたこと、
法令の精神や規則、通達 を無視すること)に変わったのか?」ということでした。

私の知人にもごく常識的で、どちらかというと私より保守的、謹厳実直、
普段から余りふざけることもない人たちが、判断を豹変させたのです.

このことで親しい人を何人か失うことになりました。
そういう人がテレビで
「被曝が危険だといっている武田は何だ!」と
叫んでいるのを見て哀しくなりました。

今から70年ほど前、戦争が終わった頃、
あれほどアメリカを憎み、戦争を賛美した人たちが
保身のために新政府の要人に身の安全を頼む醜い姿を思い出します。

(事故前)原発は危険がある。被曝はとんでもない。
法令は守れ。大臣の指 示は重視すべきだ.日本人に誇りをもて。

(事故後)原発は安全である。被曝は問題ない。法令は守らなくても良い。
大臣が決めた事故時の基準など無いも同然だ.
外国のNPO(ICRP)が日本の法令に優先する.危険でも原発を再開しろ。

一般の知識人がもっとも大きく変化したのは
「被曝」についての感覚だとお もいます。

事故の前は「放射性物質」というと
とにかく避けようとしたものですし、
連続的にレントゲンを10回もとるというと、
「そんなことできる かっ!」と激しく言った人が、

原発事故の後は子どもたちに1年400回のレン トゲンを
心配するお母さんに「ヒステリー」と非難するようになったことで す。
その典型が朝日新聞です。

これらの人たちが事故後に勉強したということではありません。
おそら く1年1ミリ(一般人の被曝限度)、
1年0.05ミリシーベルト(原発敷地境界)、
それに1キロ100ベクレル(一般物の汚染限度)などもともに
学んだはずですが、
自分に都合の良い数字(1年100ミリ)だけを受け入れたのです。

知識人がそれまでの信念を捨てて電力にすり寄った原因の一つは、
「福島の人が病気になるのだから、俺には関係がない。
それより少しでも経済が停滞 する方が俺には問題だ」
という思いが心の底にあるのでしょう。

福島の人の健康より、
自分の所得が1万円でも減るのが困ると思っているのでしょう。

そのような自分の心の底にある「利己的正しさ」を
隠すための学問がヨーロッ パの倫理学、その言葉が「絆」だと思います。

しかし、もう一つ「集団的」なことも考えなければならないと感じます。
それは歴史的にもナチスのドイツ、スターリンのソ連、
それに20世紀後半のアメリカに見られるような
残虐なことが平気で行われたという事実を考えなければならないからです。

ナチス時代のドイツで行われたアウシュビッツの虐殺などは
「ドイツ人独 特」と考えられていましたが、
戦後、アメリカで心理学的な実験が行われ、

「切迫した環境の中では人間は集団的になんでもするようになる」
というこ とが実証されました。

つまり普段なら絶対にしない残虐行為や信念に反する ことでも
「上司の命令」ならすぐできるというものです。

人間がこのように変化するには、
1)切迫した事実、2)上司の命令、
それ に日本人の場合、
3)隣もそうしている、という3つの条件が必要となります。

その点では、原発爆発事故は、
1)本人が被曝を恐怖に思っているほど、切迫した事実になる、
2)不景気の中で、もしくは順調に出世してきた中で、
万が一にもそれが破壊されることに対する底知れぬ恐怖心、
3)政府や関係官庁、取引先などの上司筋の態度、
4)マスコミが作り出す空気、 のいずれもが「切迫した集団心理」を
作り出す条件を満たしていました。

このように考えると、ナチスのドイツ、スターリンのソ連、
それに日本の戦 前・戦後と同じように、
切迫した集団心理によって
「異常な行動が普通になる」ということも理解できます。

しかし、このことを「信念を大きく変えた人」に直接、
聞いて見たいと思っ ています。

先日、そのうちの一人が私に小声でこう言いました。
「武田先生、原発を無くすことはできないらしい」。

この話は集団が作るある雰囲気と、
100の事実や論理も一言の耳打ちで変わる ということを示しています。

指導層は忙しいので普段から十分な議論をするのではなく、
ちょっとした耳打ちの中に真実があると信じているので、
それまで自分が考えてきたことを一気に捨てることが多いのです。

自分が指導層の一部であり、大衆とは違うのだという優越感もまた、
今回の 逆転劇の要因の一つになっていると思います。

1)切迫した事実、 2)自分の損害、 3)上司の命令、
4)空気、 5)耳打ち文化 というのが私の年末の結論です。

そして被害を受ける多くの国民、子どもたちは結局、
その国の指導層のレベルで運命が決まっているような気がします。

(平成24年12月31日)

武田邦彦
(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ
より引用
http://takedanet.com/2012/12/post_122e.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島原発事故は【重い十字架でない、安倍政権にとっては】日本核兵器工場帝国 へ!!H25年

2013-01-01 12:06:40 | 脱原発
福島原発事故は【重い十字架でない、安倍政権にとっては】日本核兵器工場帝国へ!!H25年

新年おめでとうございます。。

年が明けても、東日本大震災の被災者
福島原発事故の難民の方々の苦難が続いています。。

新しい政権に期待したいところですが、
安倍総理は、原発再稼働だけでなく、新原発にも意欲をみせています。

この事からも、安倍政権は、国民などみておりません。
既得権益だけのための政権である事を顕わにしています。

原発、核武装、国防軍、増税、TPP教育改革など。。
国民にとって危険な政策が目白押しであります。

明治以後、日本は戦争ばかりして来た国であります。

これらは、国民にも原因があったと思われます。

安倍政権にとって福島原発事故は【重い十字架ではない】
事は、確かであります。。

日本国民にとって【福島原発事故は重い十字架で。。。。】

平成25年、どこへ転がって行く日本。。

…………………………………………………………

■安倍首相「新たに作っていく原発は、40年前の古いもの、
■福島第一原発とは全然、違う」と新規建設へ意欲

■安全な原子力プラントなんて作れるはずないのに 投稿者:heart_ikki 2012/12/30

■やっぱりこの人、原発のこと何も解ってない
阿修羅ブログ 投稿者:heart_ikki 2012/12/30より
詳細はコチラ↓↓
http://hibi-zakkan.net/lite/archives/21765645.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の物

<script type="text/javascript">document.write(unescape("%3Cscript")+" src='http://widget.zenback.jp/?base_uri=http%3A//blog.goo.ne.jp/kimito39&nsid=114673808152993203%3A%3A114676501097544259&rand="+Math.ceil((new Date()*1)*Math.random())+"' type='text/javascript'"+unescape("%3E%3C/script%3E"));</script>

セイセキ

<script src="http://blogreport.labs.goo.ne.jp/tushinbo_parts.rb?bu=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Fkimito39"></script>