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宿命と運命、カルマと因果応報

2021-09-09 10:42:00 | 日記
 人から悪意を受けた時、どのように対処するかで運命は変わってきます。

身に覚えのない理不尽な行為や言葉を受けた時、どのように感じるでしょう。

腹が立つ、イライラする・・・最もな反応です。

でも、これが自分の運命を作っていることを知っていたら、何としても、この反応を押さえていく努力をしようと思うでしょう。

生老病死のあるこの娑婆世界に生まれ生きているのは、偶然ではありません。

霊性進化の過程でここが一番学び成長するのにふさわしいからここにいます。

しかし、この上の段階がもちろんあります。

できることなら、次は、肉体のカセのない次元に行きたいものです。

肉体には多くの制限があり、弱く不完全で、最後は必ず朽ち果てます。

今、ここで学び、成長できれば、この肉体の死後も、来世の人生も別の形で新しく更なる進化の途上を生きていくことが可能になります。

そのために必要なことの一つが、まず、今まで長い輪廻の間に積み重ねてしまったカルマを浄化昇華することです。

この世界は現象世界です。

過去世のどこかでまいた種が今、花を咲かせています。

その種のことも植えたことも、どんなふうに育っていったのかも、私たちは覚えていません。

だから今、その花を見ても、自分のまいた種とは想像もできません。

そこで、理智を働かせることが求められます。

「記憶がなくとも、自分の目の前で咲いているということは、きっと私がまいた種なんだろう、だから、この花が気に入らないなら、自分で刈るしかない。」

想念はエネルギーを持っていて、今感じた想念のエネルギーはまわりのいろいろなものと関連して、様々な現象に変化していきます。

もとをたどれば自分が発した邪悪な想念のエネルギーの変化した結果なのです。

人から悪意を向けられたというのも、過去世において自分が原因を作っているのです。

自分の作ったものに自分で腹をたてているとしたら、とても愚かなことですよね。

このことがわかっていたら、一瞬一瞬の選択、反応が自分のこれからの運命も作っていることに気付きます。

悪意に対して悪意で応えるのではなく、受け入れ刈り取ると同時に、善の種をまいていくのです。

いつも優しい心で人と接し、どんなことにも温かい心で感謝しながら過ごす人は、過去にまいた悪いカルマが現象として現れる前に薄めて消していくこともできるのです。

そしてその温かい想念も大きなエネルギーを持ち、その人のこれからの人生、さらに生死を超えて未来永劫、その人の身に喜びの現象を現すエネルギーとなって生き続けるのです。

こうやって、生き方を選んでいくことで、運命を変えていくことができます。

そして、変えられないと思う宿命さえ変えていきます。

そのためには、今、宿命と思えることも、進化の過程で必要だから、そうあると知ることです。

肉体に生まれた宿命は変えることは、できずとも、それが進化に必要だと知って、肉体生命を、精一杯、大切に感謝して生きたら、肉体生命での学びを終えて、次の段階に進むことができます。

反対に、肉体にあるから起こる不都合などに文句を言って、身体に対して、敬い感謝することもなく、粗末に扱ったら、次の人生では、もっと大きく学ばなければならない肉体に生まれ変わるかもしれません。

実は全部、自分がエネルギーの起点なのです。

自分の心ひとつで、運命も宿命も変えていくことができます。

そしてその愛のエネルギーはまわりに広がり、たくさんの人の心の中に愛を育てていくことでしょう。

自分が進化成長することは、全体の進化成長につながっています。

宇宙そのものが進化成長するのです。

そういうエネルギーを発しているあなたを、進化成長が何よりの喜びである宇宙自身が、守り支え、応援し続けていくのは、当然の成り行きなのです。







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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (behonestasmyself)
2021-09-09 14:08:03
素晴らしい内容 

ありがとうございます
Unknown (maria130)
2021-09-10 10:59:23
@behonestasmyself ありがとうございます。

良い想念もエネルギーを持っていて、過去のカルマがこの世界に現象として現れる前に、薄めて消してくれる作用もある、というところが、とてもありがたいと思いました。

観音経は法華経の中の一部ですが、これだけでも一冊になるということで、取り出してまとめられています。

マンガで解きあかす法華経の桑田二郎さんの本です。

法華経も観音経も、本当は解釈の難しいものだと思いますが、この方は、ご自身が勉強されて、それをわかりやすく解説してくださっているのだと思います。

こちらも良い本です。
Unknown (なみ)
2022-08-16 19:23:16
因果応報。
そぅですよね。

償うとか嘘ついて、自分の事しか考えなかった
フジマルユウスケ氏。
どの面下げて生きてるんだか。

口先だけ、人を騙すのも平気な人には幸せなんぞ絶対にやってきません!

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